デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

オーダーならではの家具をお届けしました。

2018-3-11

先日ご紹介させて頂きましたO様の家具が無事に取付きました。
オーダーならではの家具です。

納期の関係で、先に玄関のベンチからお届け致しました。
玄関を入ってすぐの限られたスペースに取り付けていきます。


脚を付けずに、そして取付金具を表に見えない固定方法を考えてのデザインです。
本体を白い巾木の上に乗せることで強度を保ちます。


ジャストサイズで納まりました。

平面と側面の二面で角度の異なる形状です。
製作段階はこんな感じでした。

ねじれのある難しい形状でしたが何とか形になりました。


玄関を入ってからの動線を邪魔しないシャープなラインです。


座った状態で靴を脱いだあと脚の向きを変えてそのままホールへ上がって頂けます。
O様ご夫婦のスマートなライフスタイルにぴったりのオブジェのようなベンチになりました。

後日、カップボードのお取付けもさせて頂きました。
大きなパイプスペースがネックになっていた設置場所です。


左から、冷蔵庫上とパイプスペース前そして家電収納とそれぞれ奥行きが異なる本体ですが前面をぴったり合わせて設置します。


こちらも完成しました。

パイプスペースの凹凸は全く感じないスッキリとしたカップボードです。


内部の収納も充実しています。
パイプスペース前は奥行きの浅い収納に向いている可動棚です。
ネックになっていた部分が逆に使える収納になりました。


生活感を出したくないというO様のご要望で家電も隠しています。
O様の身長で無理なく使い易い高さ設定です。


キッチンの扉と同じ素材でリビングダイニングからの見た目もずいぶんスッキリしました。

どちらも既製品ではなかなか代用できない形状で大変やりがいのお仕事でした。
お声を掛けて頂いて心から感謝しております。

O様、これからが楽しみですね。
引続きどうぞよろしくお願い致します。

スタイルのあるインテリアが出来上がりました。

2017-10-11

以前ご紹介しましたI様のお部屋が無事に完成しました。
リビングからご紹介させて頂きます。


何もない壁。養生中です。


壁掛けテレビとテレビボードが付く面です。
リビング入り口扉の高さと右壁面の梁の高さが違うのが悩ましいところですが・・・


これを使って解消していきます。オーク材を着色したモールディングです。


梁の下端と入口ドアの上端で高さを合わせて繋がって見えるようにしました。
腰壁をつけることで、何もない壁に少しずつ表情が出てきました。


ブルーグレイの壁紙を貼るとずいぶん雰囲気が変わりました。
テレビ面のモールディングはこのクロスをバランス良く見切るために施しています。


現場に札束が~!! 
いえ実はこれ、タイルです。これから500枚以上のタイルを二人で貼っていきます。


その横でスタンバイしている御三方。
どんな効果を見せてくれるか楽しみです^^

その後の写真をまた撮り忘れ・・・、約一週間後に完成しました。

色は違いますが、スケッチに近い雰囲気に仕上がりました。


テレビボードはクラシカルになり過ぎず、程良い存在感と飽きのこないデザインを意識して、装飾一つ一つを選びました。


一番右側はDVDプレーヤーのリモコンが利くようにガラスを取り入れていますが、デザインを壊さないように
2枚の扉に見せかけた1枚扉の引出しになっています。プレーヤーが乗る中の棚板は高さ調整ができます。


格子扉は一枚、一枚無垢材を削って角度をつけ、扉枠に差し込んで丁寧に製作しています。
この格子があることで、少しだけリゾート感が出せているでしょうか。
テレビ配線の経路もクロスを貼る前に施しています。


アクセントになる額縁も品良く飾られました。
個人的にも大好きなウィリアムモリスの植物柄の壁紙です。
3つ目の柄をどれにするか悩みましたが、お互い喧嘩せず良いバランスになりました。


細かいところですが、額の見付けをシャープにすることで、自然と絵に目がいきやすくしています。
素朴だけど繊細、可愛らしさと上品さ相反する要素を感じるのはこんな小さなこだわりからかもしれません。


モールディングの調色もずいぶん悩みました。
もう少し腰パネルの色に寄せて白っぽくするとエレガントになったかもしれません。
ご主人のコテコテにすると疲れるので程良く・・・という言葉を思い出しながら、慎重に色を入れていきました。


清々しくて気持ちの良い空気感に、思い切り深呼吸したくなります^^


ダイニングのペンダントライト越しに見えるリビング。
当初から選ばれていたペンダントライトがお部屋の雰囲気にぴったりでした。
照明とブラインドも合わせてお部屋全体をコーディネートさせて頂くことができました。

お会いして最初のキーワードは「ハワイのような」でしたが、テイストにはまらないI様らしい心地よい空間になったような気がします。
次は寝室とカップボードもご紹介させて頂きます。

 

スタイルのあるインテリア

2017-9-5

半年ほど前に、ご新築のマンションの間取りやインテリアなどいろいろなご相談を頂いたI様。
間取りの設計変更が可能な時期でしたので、マンション側で変更して頂いたほうが良い箇所とこちらで行ったほうが良い箇所を
コスト面を合わせてお打合せさせて頂きました。
動線や収納量・住まい方、インテリアのスタイルを踏まえて家具だけでなく照明やブラインドを含めてご提案させて頂きました。

お部屋の間取りはご紹介できませんが、一部リビングの例をご紹介させて頂きます。
最初のお打合せで、「ハワイアンカフェのような」というお話を頂いたので、下記以外にも数パターンご提案させて頂きました。



一番悩んだのはフローリングとの相性でした。
ハワイやリゾート風インテリアにはチェリーやチークなど赤みのある木目を使用すると雰囲気が出ますが、グレイッシュでモダンなフローリングには少し違和感があります。
そこでクラシックなダーク系と爽やかな白木系のテイストなど、フローリングに合うカラーリングでご提案させて頂きました。
同じデザインでも配色を変えるだけでイメージが全く違います。

一言にハワイアンインテリアといっても
クラシック、カジュアル、カラフル、ラスティック、トロピカル、ビーチ、ラタン、バンブー、流木、麻、観葉植物・・・
ジャンルを問わず何でも当てはまってしまうので、Iさんご夫婦がどんな雰囲気に居心地良く感じられるかお打合せを重ねました。


その中で、クラシックになり過ぎず明るい雰囲気にということで上のようなイメージでベースを造っていくことになりました。
その後、エレガントになり過ぎるのはちょっとということで照明など少しシンプルに方向修正しながら、ただいま家具を製作中です。


これは塗装前のテレビボードです。
当初、壁に固定して浮かすプランでしたが、白木系になったことでインテリアに映える脚のあるテレビボードにさせて頂きました。
Iさんらしい雰囲気になるように、モールディングの形状一つ一つにこだわりました。
無塗装でも品のあるラスティック感が出て素敵です。


モール部分を塗装しました。引出し2つのはずが繋がってますね。このしかけは後日・・・。


つまみをつければ完成です。
このテレビボードが右側の壁とどうマッチするか。良いアクセントになってくれますように。

いつも余白を残したデザインがモットーの私たちですが、Iさんのリビングはディスプレイも含めて最初から造りこませて頂きます。
でも飽きが来ず、なんだか心地よい空間を目指して、ご家族に喜んで頂ける空間を造りたいと思います。
Iさん、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

水周りの家具、完成しました。

2017-6-7

工事中をご紹介させて頂きましたHさまの水周りの家具たちが先週ようやく納まりました。
生活に必要な水周りは早いうちから使える状態にさせて頂きましたが、扉や意匠的な家具のお届けが遅くなり大変お待たせ致しました。

以前は手洗い付のシンプルなトイレとオープン棚だけの空間でした。









バックにふじ色のやさしいアクセントを入れてエレガントな空間に。
年々進化するタンクレストイレですがやはりTOTO製がおすすめです。


オープン棚があった場所に手洗いを設けました。
手元を照らす間接照明とタイル。ちょっとしたことですが気持ちが上がります。


手洗いへの配管を隠すためでしたが、旗ざお型のカウンターが奥行きを感じて、お部屋らしい落着く空間になりました。


タオル掛けに合わせたゴールドのペーパーホルダーが入荷待ちですが、また取り付くと良い雰囲気になりそうです。



洗面所も仕上がりました。以前は圧迫感のある空間でしたが・・・









洗面台の奥行きを5cm浅くして、空間を広げました。


洗濯機側のトール収納をカウンター収納にすることで、こちらも空間を広く感じる要素になりました。引出し下は洗濯カゴスペースです。


優しい木目の天板と人工大理石のボウル。
メラミン製の天板は木目でも汚れに強いので、水周りでもインテリアとしてのアレンジができます。天板が明るいと照明が反射してふんわりと優しい気持ちになりますね^^
トイレとは違うタオル掛けも大事なアイテムです。


限られた空間でしたが、動線や照明、色使いを検討することで視覚的な広さはもちろん、気持ちが変わる気がします。
Hさまの一日の始まりはウキウキした気持ちで、一日の終わりはリラックスできる空間になっているといいなぁと思います。


これからもお仕事や家事や育児、いろんな場面でがんばっている方がリラックスしてたっぷり充電できる空間づくり、一つ一つ大事に考えたいと思います。
(製作とプランニングでお待たせしてます皆様、この場を借りて申し訳ございません。手を抜かずに取組んでおります。よろしくお願いします!)

SATC クローゼット

2017-2-9

先週、以前ご紹介させて頂いたO様のクローゼットを製作させて頂きました。

カップボードと合せて搬入に2往復。お部屋を埋め尽くす程のボリュームでした。
IMG_6978
日を改めていよいよ取付けです。
お知らせ頂いていたクロスが貼られ、取付け前から雰囲気があります。

天井下地
両サイドの天井に下地を入れていきます。

起こす前
一体、一体この状態で組合せて起こしてからセッティングです。

1体
一体目が乗りました。大きいです。

連結
ビスが表に見えないように一体ずつはめ込みながら連結していきます。

IMG_6998
すこしずつ見えてきました。ワクワクしてきます。

梁型
梁型も無駄なくスペースを使います。

メラミン後貼り
壁や天井の隙間は最後に現場で貼ります。
こんな緻密な納まりが「何故か分からないけど良いよね。」につながります。

そしてようやく完成しました。
完成写真

完成右

完成左
イメージ通り、イメージ以上の洗練されたプライベートルームが完成しました。

時計ケース
センターは時計とアクセサリーケース。

時計ケース上
ガラスの下に時計やアクセサリーなどを。
どんなに忙しい朝でもここから時計やアクセサリーを取り出す所作はきっとスタイリッシュスイッチがオンされるはずです。

引出し小
ソフトクローズの美しい引き出し。
片面だけでも引出しが7杯。ゆとりをもってディスプレイして頂ける容量です。

明るい右片面
片面にそれぞれ姿見のミラー扉を。
ステンレスのハンガーパイプをブロンズ色にされるなど、細部にわたってこだわって頂きました。

きっと、白いクロスの部屋に同じものを設置してもそんなに見栄えはしなかったと思います。濃紺の天井に白い床、照明の光が床から反射して浮遊感を感じます。
この仕上がりを想像してご自分で仕上げを決められていたO様のセンスに感動しました。
その後カップボードの取付けで、このクローゼットの間を通る度に、気分が上がるのが分かりました。普段は地味な私でも・・・
satc02
Sex and The city のサラ・ジェシカ・パーカーのこの気分!

次はカップボードをご紹介させて頂きます^^

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