デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

今年も大変お世話になりました。

2016-12-31

今月はたくさんのお客様とお会いできて、充実しながらもあっという間の1ヶ月でした。
そして気付けばもう1年。
ご縁があってお会いできたお客様に心から感謝しております。
本当にありがとうございました。

二人でできることに限りはありますが、頭と腕と心を使って「自分たちの仕事」をしていきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

あ、忘れていました。
広報部長からも一言。
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支えてくれる周りの人にも感謝です!
どうぞ良いお年をお迎えください。

キャンドルづくり体験してみました。

2016-12-24

Merry Christmas~☆
先月ご紹介させて頂いたフェリーチェさんで、キャンドルづくりを体験させて頂きました。(ご紹介がずいぶん遅くなりました。Sさんすみません^^;)
家族で初めての木工以外の物づくり体験。ワクワクが止まりません。
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体験させて頂いたのは、球形の雲柄と惑星柄!?
言葉では全く分かりませんね。
雲柄は先に雲のロウを貼り付けた球体にそれぞれ好きな色の顔料を流し込んでいきました。これは気温によって早く固まってしまうので、加減がなかなか難しく私が一番下手くそでした^^;
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そして惑星柄は、2色の好きな色を選んで、色の濃さも変えられるんです。
これはたまらなく楽しい時間。娘はターコイズブルーとパープル、相方はイエローとグリーン、私はブラウンとゴールドを選択しました。
好みとそのときの気分が出ますね。心理テストみたいです。
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2色を回しながら層にしていく作業。職人ふたり、かなり没頭しています。
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そしてジャジャーン、出来ました!
現場では見せないこの楽しそうな表情^^
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3人の作品を並べてみました。
個性がバラバラで統一感はありませんが、みんなそれぞれ大満足でした。
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終わりには、こんなスタンプを押してもらいました。
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なんて素敵なデザイン!炎のスタンプはSさん自ら作られたそうです。
たくさん溜めたくなります。

家に帰って飾ってみました。
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透明感のある小さな地球のようで、その世界観にしばらく引きこまれてしまいます。

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こちらは惑星。娘に散々地味だと言われた私の惑星ですが、アースカラーやグリーンには映えるかと・・・

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他にも、キャンディーのような型抜きキャンドルも体験させて頂きました。

クリスマスイブの今日、それぞれに火を灯して、特別な時間を過ごすことができました。
飾るだけのイメージのあるキャンドルですが、Sさんが教えて下さるのは灯して楽しめるキャンドル。形を損なわずに中央だけ凹んでいくので、後でロウを足すこともできるそうです。

物づくりのお好きな方、是非ご家族でのご参加をおすすめします。
作っているときも、持ち帰ってからも、特別な時間を過ごすことができました。
私たちは毎年恒例の参加になりそうです^^

 

オーセンティックな空間になりました。

2016-12-9

先月ご紹介させて頂きましたF様の寝室がようやく完成しました。
施工途中はこちら

母屋とは外観が全く異なる半地下の離れのような寝室です。
ゆっくり工期を頂いて、一つ一つF様にご納得頂ける納まりで進めていきました。
床、天井、壁を仕上げた後に、最後の家具を取り付けていきます。
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室内では写真に納まりきれませんが、搬入できる大きさで製作した家具を連結していきます。

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取り付け面の傾斜壁に合せて家具の背板も斜めに製作しています。
電気屋さん、挟まれそうです。

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本体がなんとか納まりました。

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素材と形状にこだわったリブを貼っていきます。
ゲート状に貼ることで、天然石と天然木をつなぐ程よいアクセントにする目的です。

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そして完成しました。3分艶のウレタン塗装で仕上げています。
施工途中でのイメージスケッチでは全て書棚でしたが、施工中に大きなテレビを置きたいとご要望を頂き、急遽テレビ台を兼ねました。
55インチのテレビがバランス良く納まるよう、また間接照明も組込みました。

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折り返し部分もリブを巻き込んでいます。
正面だけリブを貼るよりも、ずいぶん印象が違ってきます。
(面倒な要望は私の担当)
リブの山に合せて棚板の厚みと間隔を決めています。
(緻密な造りは職人高瀬担当)です^^;

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傾斜の壁が功を奏しました。
まっすぐの壁より光が斜めに落ちていくので、反射がきつくなく柔らかいんです。
光の調節ができる調光器をつけていますが、最大に強くしてもまぶしくなく、寝室には最適な光になりました。製作は大変でしたが結果オーライ、勉強になりました。

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壁と天井の傾斜、高い天井、厚いタイルの全面貼りなど職人さんには大変な条件ばかりでしたが、それは全てF様が望まれた「オーセンティックな空間」につながる要素だったように思えます。
螺旋階段から始まり、今までに無いものを製作する機会を与えてくださったF様に改めて感謝しております。
そして、協力してくれた職人さんたちにこの場を借りて・・・
「また、良いものづくりのご協力、よろしくお願いします!」

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