キッチンに、引戸で隠す収納
2015-2-18カテゴリー お仕事日記
昨年からお打合せを重ねてきましたO様のキッチン収納、ただいま製作中です。
初めてお会いした時からご要望がはっきりされていたO様。
カウンタータイプのキッチン収納が比較的多いなか、引戸で隠せる収納がご希望でした。
上記が実際の製作図面です。
さてカウンタータイプと扉で全面を隠すタイプ。使い勝手はどう違うのでしょうか?
一長一短ありますので、まとめてみました。
◎カウンタータイプ
○作業台が広くとれる
○家電の熱や蒸気がこもりにくい
○見せる収納としてインテリアを楽しみやすい
▼散らかっていると煩雑と見える
▼全面扉に比べて収納量が少ない
◎全面扉で隠すタイプ
○扉を閉めておけばすっきり見える
○一番使い易い高さに収納が確保できる
○カウンタータイプより比較的ローコスト
▼作業台が少ない
▼用途に応じて、大きな扉の開閉が面倒
▼家電使用中は扉を開けておく必要がある
簡単ですが、大きな違いはこんなところでしょうか。
O様はガスコンロで炊飯をされるため、家電はレンジとトースターだけで、その下に食器収納の引出しが確保できました。
そこで普段は左側を多く使って頂き、食品や根菜、左に入らない食器を右に収納して頂く方向でプランをさせて頂きました。
右側のオープン棚の高さを上げれば作業台も確保できます。
こちらは扉の内部の製作中写真です。
白い扉にホワイトアッシュの無垢材の引き手がアクセントになっています。
そしてもう一つのアクセントに四角い窓にチェッカーガラスが入る予定です。
隠す収納ですが、決してTHE食器棚!にはならないO様好みのナチュラルでほっこりした雰囲気に仕上がればと思います^^