デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

ニュアンスカラーのテレビボード

2022-11-25

Y様のリビング空間をご紹介させて頂きます。
最初のお伺いした時はまだご入居前の暑い夏の日でした。


ご要望は、リビング壁面の両サイドにあるクローゼットを撤去して、間口いっぱいのテレビボードとタイルで雰囲気づくりをということでした。
床や建具など、やわらかいフェミニンな印象なので、エレガントでクラシカルなインテリアも相性が良さそうです。
でも、選ばれている素敵なカーテンやアイテムから、甘くなり過ぎす、設え過ぎず、モダンで洗練された印象をご希望でした。


最初にご提案させて頂いたプランです。シックで少しダークカラーがベースでした。
配色や細かい部分は、壁を撤去してから決めましょうということで、先に撤去工事をさせて頂きました。


本来はクローゼットの撤去で良かったのですが・・・壁の中にエアコンの配管が入っていました。
急遽、壁全体をふかすことで対応させて頂きました。


本当は宙に浮いたフロートタイプのテレビボードをご希望でしたが、床もやはり補修が出るので、置き型でご検討頂きました。
解体・造作・クロス工事で家具工事前に3回工事。毎回お手数をお掛けしました。
照明もバランス良く2灯から3灯に増設しています。

そして4回目の家具施工の日。

家具本体が取付いて、タイルを貼っていきます。


細かいところですが、アールになった巾木に合わせて見えないところもピッタリ納めています。


扉はY様のご希望で、全ての扉の中央にガラスを入れたソフトダウンステーの扉です。
飛散防止フィルムを貼った強化ガラスで上下の扉が繋がっています。


扉を閉めると一直線。スッキリとして気持ちが良いです。


間接照明も点いて、完成しました。
ソファーやラグが素敵なので、とっても映えます^^


配色も、ご提案していたダークトーンよりこちらの方がずっと素敵でした。
扉やタイルの色もY様にセレクトして頂きました。
難しいニュアンスカラーが見事に調和しています。

仕上がってみて感じましたが、素敵なインテリアアイテムがあることで、全く違って見えました。
シンプルなフォルムですが、主役にも脇役にもなれるベーシックな家具になれた気がします。

Y様、この度は大変お世話になりました。何度もお時間頂きありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

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