デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

築40年、終の棲家へのリフォームです。

2014-7-17

今週から、H様が新しく住まわれるご新居のリフォーム工事が着工しました。

2年前にH様宅の立派な邸宅のほんの一部をリフォームさせて頂いたのですが、そちらに息子様ご家族が住まわれることになり、築40年近くの中古住宅にH様ご夫婦がお引越しされることになりました。
今まで住まわれていたとても広くて立派な住まいと異なり、老朽化は否めないコンパクトな中古住宅です。
2年前に新しくさせて頂いた玄関ドアや収納家具をとても気に入って頂いていたので、それを移設する前提でプランニングさせて頂きました。
プロセスを大事にしている私たちですが、打合せの様子はスルーしてプランをご紹介させて頂きます。

施工前の間取りはこちらです↓

収納スペースが非常に少なく、ドアの開き勝手など生活に不便なところがたくさん見受けられます。
H様の今のお住まいは収納スペースをとても工夫されていらっしゃったので、必然的に収納を重視したプランニングとなりました。

グリーンの部分が収納スペースです↓


書類や衣類の収納場所やその量、掃除機やロールにしたカーペットの収納方法など、普段のライフスタイルをお話し頂いたうえで、ご提案をさせて頂きました。
1階だけでご不便なく生活して頂けるよう、必要な場所に必要な量の収納スペースと段差無く開放的な間取りへのリフォームです。

お会いしたときは、この家にあまり期待をされていないような、半ば諦めのようなお気持ちを感じました。
H様の終の棲家として、今まで長く住まわれてきた邸宅以上に愛着を持って頂ける住まいにしたいとますます感じつつ、いよいよ着工です。

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