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ヘッドボードで間仕切る ~ドレッサーのある寝室~

2026-6-23

玄関収納から続きまして、寝室のご紹介です。
以前の間取りはこちらでした  ↓

右下の洋室1.2を主寝室にします。
洋室1には面積は広めのクローゼットがありましたが、
正方形に近いクローゼットはデッドスペースがあり見渡せず使い辛いので改善したいと思います。

主寝室の入口を一つにして、以前の入口は廊下からのコート収納に、
クローゼットもそれぞれ使いやすいレイアウトとボリュームで確保できそうです。

こちらは洋室1の既存写真です。梁が下がって細長いお部屋でした。

3月末に着工して、解体後・・・

もはやどの部屋か分かりませんが、洋室1・2の壁を取っ払い、リビング側から見たアングルです。


その後、現場の皆様のたくさんのご尽力があって空間が出来上がりました。
こちらは寝室ベッドの足元側から見たアングルです。
さあ、これから私たちの出番です。


まずはドレッサーから設置していきます。
窓の下をベンチに、残りはお二人が掛けられるドレッサー兼デスクになります。


本体が取付きました。


今度はその手前にヘッドボードを設置します。
ヘッドボードは4面それぞれ、目的が異なる仕上げになります。


床から予め出していただいた配線をベッド側とドレッサー側へ分岐します。


サイドパネルで塞ぎました。
サイドとヘッドボード側にもデザイン的にモールディングを施しています。


最後にコーナーにモールと天板を乗せて完成です。
このヘッドボードが空間を間仕切る大事な存在になります。


ベッドを設置して、落ち着いた寝室が完成しました。
ヘッドボードがあるとドレッサーのカウンターから下が隠れていますが・・・


近寄ると・・・もう一部屋できた?くらいのプライベート空間が存在しています。
カウンター横の窓下には、ちょこっと腰を掛けられるベンチも良い役割をしてくれます。


吊戸棚の上裏にも、オーナー様のリクエストでモールディングを施しました。


カウンターは汚れに強いメラミンを使用しています。
ミラーとミラーの間のマグネットボードは、ヘッドボードの掘り込み棚と色をリンクしています。


ドレッサー側からは小引出しとオープン棚。
アイロン台にしたり、スーツケースを広げたり・・・
間仕切りの役割以外に作業台としても、色々な用途で使っていただけそうです。


ヘッドボードの中には、就寝前の調光付きライトとコンセントを設けています。


こちらはベッド足元側のクローゼットです。
フラットで壁化すると逆に圧迫感を感じるので、ルーバー調の折戸を採用しました。
素材の違いで感じる印象だけでなく広さも変わってくるので不思議です。


ヘッドボードがあることで、空間に奥行きが生まれました。
ミラーの効果もあり、圧迫感なく寝室の中に新たなプライベート空間をつくることが出来ました。

就寝だけの寝室ではなく、リラックスもメイクアップもリセットも・・・
色々なエネルギーを蓄える場所としてお役に立てたら嬉しいです。

ドレッサーと椅子のオーダー家具

2023-7-22

K様のご依頼で、ドレッサーを製作させて頂きました。
以前ベッドルーム改装後にお届けしましたテレビボードに、サイズとデザインを合わせて欲しいというご依頼でした。

こちらは以前製作させて頂いたテレビボードです。

窓に面していてスペースが限られているので、奥行きは30cmしか確保できません。
ご使用になる時だけミラーになる仕組みを~ということで、真剣に検討させて頂きました。


こちらは無塗装の状態です。閉じていると木目が合ったフラットな天板ですが・・・


天板になる扉を上に開けて、


ミラーを手前に引くと、ドレッサーになる予定です。


そして本日、お届け致しました。
テレビボードと高さ違いで美しい佇まいのドレッサーです。
椅子も合わせて製作させて頂きました。


使い方はまず引出しを開けて、


手前の溝で留めると調度良い角度でお顔が映ります。
実は予定していた高さでは首までしか映らず、ミラーを入れてから高さ調整をしました。
いつも、無いものを造るのは手探りの作業です。


ディテールにもこだわっています。
四方の角を丸く内側に入れたのは、以前製作させて頂いたベッドのヘッドボードとリンクしているんです。


実際のサイズやモールの形状は違いますが、デザインがリンクしているだけでとても心地良い空間になります。


コンパクトながら愛おしさを感じるドレッサーです。
末永くご愛用して頂けると嬉しいです。

K様、他にないものをリクエストして下さり、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

ドレッサーのあるサイドボード

2018-7-1

Rさまのリフォーム工事が順調に進んでおります。
ガス式の床暖房をされるとこのとで、工事は全てお客様ご依頼の西部ガスリビングメイト西日本住設さんがされています。
お住まいながらの工事ですが、手際良く段取りされていて気持ちの良い現場です。

以前は壁で仕切られていたリビングダイニングにドレッサーを置かれていて3人のお嬢様が時間をずらして使われていました。

同じアングルですが、間仕切り壁が撤去されて解放感のある空間になりました。7m以上の間口にサイドボードが取り付く予定です。

当初からのご要望でした「この部分にLDKに必要な収納を」ということで打合せをさせて頂きました。
キッチン背面に食器類、腰窓の間にドレッサー、リビング側に鞄などのざっくりとした収納という大枠から具体化させていきます。

一番悩んだところがドレッサーの部分です。
閉めているときは存在感のない状態に、使用中はメイクをし易いミラーや照明、使う物に合った収納場所をということでご提案をさせて頂きました。

上は天板の裏にミラーを組込み、開けたらドレッサーに閉めたら何もない状態です。
下は壁にミラーを組込んだ棚を取付け、開けたら2面鏡に閉めたらインテリアパネルのようなアクセントになるイメージです。
ご家族会議の結果、上の方法で検討させて頂くことになりました。

今度は照明の検討です。
壁付けのブラケット照明をドレッサー使用時に点灯して頂くか、ドレッサーの鏡の裏にテープライトを仕込むかで使用感を検討して頂きました。

これは後者の試作品。よく女優ライトなどと言われますが、光源が目に入ると眩しい割に肝心のミラーが対比で暗く感じてしまいます。
後ろや上からの照明が別にあれば顔に影が出来ずに良いかもしれませんがあまり現実的ではありませんでした。
ショールームのように現物がないだけに、図面上で検討して頂くことは難しいかと思います。
こうして試作品を作ることができるのも独立して良かったと思うことの一つです^^


さあ、着々と家具の製作が進んでおります。
サペリのストライプ柄がますます奥行きを感じてシャープに見えそうです。

これは使用しているサペリの突板ですが、独特の照り感で雰囲気があります。


ドレッサー部分も形になってきました。


引出しの側板に使う材料の加工も終えました。
ビスを使わないジョイント方法は手間がかかりますが、引出しを開けたときの気持ちが違います。
大量生産では入らない「造り手の思い」が仕上がりに繋がればと思います。

現場の進行とお届けが楽しみです。
R様、現場の皆さま、引き続きよろしくお願いします!

 

天然木のテレビボード、完成しました。

2017-3-23

先日ご紹介させて頂きましたTさまのテレビボードが無事に取付きました。
壁掛けテレビの下地と、間接照明などの配線、タイル貼りもありましたので、2日間にかけて施工させて頂きました。

配線を壁の中に隠すために予め経路を確保しています。

何が何だか分かりませんね。でもこれが美しい納まりのための大事な作業になります。


そして完成しましたー。と言いたいところですが、初日はここまでです。
床から宙に浮かせるための下地補強とコンセントの移設や増設を終わらせたところです。


そして翌日、完成しました^^ タイルと間接照明が入るとずいぶん雰囲気が変わりました。家具だけでは表現できないところです。


壁掛け金具横の白い配線孔から、テレビボード内のコンセント横の黒い配線孔へ、線を見せずにつないで頂けるようになっています。


間接照明用の調光器は左のように目立たないところに納まっています。

テレビボード右側は和室の障子になるのですが、10ミリの枠の出に合せてアクリルセードをかぶせました。0.1ミリ単位の納まりです。(中央)

タイルを貼ることは簡単ですが、問題は墨出しです。半端な寸法が出ないようにタイルに合せてテレビボードの高さを設定しています。


テレビを見ながらメイクをされるというTさま。今までにドレッサーを組込んだテレビボードを一度製作させて頂いたことがありましたが、バックに間接照明がある為、寸法設定と納まりが難しかったです。

宙に浮かすことで、正座すると膝が当るけど横座ならOK?
身長170cmの私が正座すると鏡から頭が出るけど小柄なTさんならOK?
設計も製作も思考錯誤でしたが、TさんからOK!を頂いてホッとしました。


カーテンを閉めて、間接照明だけを点灯すると、タイルの陰影が浮かび上がってとてもきれいでした。
お引越しされて、テレビをセッティングして、一日の終わりにダイニングに座ってホッとひと息されたとき、幻想的な演出がTさんの癒しになるといいなぁと思います。
Tさん、楽しい時間をありがとうございました!
これからもよろしくお願い致します。

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