デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

水周りの家具

2017-5-15

連休明けの先週から、Hさまの水周りを改装させて頂いております。

初めてお問合せを頂いたのは1月。
マンションの浴室、洗面所、トイレを変えたいけど既製品でこれ!というものがないんです。ということで最初は漠然とですが、お打合せをさせて頂きました。
ユニットバスとトイレは既製品の中で選んで頂きましたが、洗面とトイレの手洗いは動線と他のレイアウトを含めてご提案をさせて頂きました。

タンクが無いトイレと、手洗いがご希望でした。
手洗いの給排水が必要になるのですが、特にマンションリフォームの場合は配管が難しいので通常はトイレの給排水を利用した専用の手洗いが付きます。

トイレから配管をもってくるため樹脂のカバーが付くのですが、これをどうしても使いたくないということで、洗濯機側から配管をもってくることにしました。
洗濯パンが無駄に大きいこともありましたが、この配管を隠すために壁を造作する計画です。

洗面所に入ってすぐの収納庫も便利ですが、圧迫感があったので撤去して、
幅の広いカウンター収納にする予定です。

そして浴室といっしょに解体。

トイレの飾り棚があった部分の下はデッドスペースでした。ここを利用して手洗いを製作します。

配管の位置が1cmでもずれると洗濯機や家具が納まらないギリギリのラインでした。
解体してからしか寸法が出せない家具は2期工事にさせて頂いて、浴室やトイレを先に、明日は洗面所が使えるようになります^^

生活しながらで落着かない一週間でしたが、Hさまと職人さん両方のご協力を頂いて順調に進んでおります。
お客様にとっては大変ですが、毎日変わっていく様子を見て頂ける楽しみはあるかと思います。
あともう少し、よろしくお願いします!

隠して魅せるキッチンの背面収納

2017-4-25

キッチンの背全面に収納を設けたいということで、1月にお問合せを頂きました。Sさんのご要望は家電も含めて隠せる収納。
使用頻度や時間帯、収納量や種類など、「Sさんの使い方」を考慮してプランニングをさせて頂きました。


勝手口と冷蔵庫の間のスペースが大容量の全面収納になります。
遠方ということもあり、2日間かけて施工させて頂きました。


家電の設置場所を予め決めた位置に配線していきます。


勝手口横の収納から。収納には見えませんが立派な収納です。

 
初日の作業はここまで。からっぽですがかなりの収納量です。


2日目、ようやく完成しました。
正面左の収納からご紹介させて頂きます。


普段勝手口をあまり利用されないとのことだったので、スペースを有効活用して左側面からの収納にさせて頂きました。上は奥行きの浅い収納で・・・


下はコーヒーメーカーや隠したいものを。
コーヒー豆やセッティングの所作など、側面からならスマートに隠せそうです。


そしてその隣は、トースターと炊飯ジャー。
扉を閉めているとフラットに、開けっ放しにしても邪魔になりにくいスライド扉になっています。


操作中は引出して使用して頂く形です。扉を開けて、家電を使用中に他の収納が使えなくなることを最小限に抑えました。


中央の引出しは食器やカトラリーなどの収納です。
一番下は内側にもう一つ浅い引出しも隠れています。


スチームオーブンの中でも上面の設置寸法が余計に必要なヘルシオをご使用でしたので、熱抜きのガラリを設けて高さを多く確保しました。


冷蔵庫横には、幅の狭い引出しと、可動棚を。
食品ストックのイメージです。全面収納の場合、作業台が確保しにくいので、引出し上のカウンターがそんなスペースになると良いかと思います。
買い物の一時置きにも良いかもしれません。


ダイニングから撮影させて頂きました。
お打合せのときに、素敵なダイニングテーブルの木目がSさんのお気に入りということでしたので、その延長で木目が見えたら・・・と色あわせをさせて頂きました。
特注柄でしたのでずいぶん納期をお待たせ致しましたが、さりげない木目がLDKの雰囲気に合っていてとても素敵でした。

Sさん、この度は本当にありがとうございました。
家具と共に、これから永いお付合いをよろしくお願いします!

オープン棚のあるテレビボード

2017-4-18

先月末にお取付をさせて頂きましたT様のテレビボード。
ずいぶん遅れてしまいましたがご紹介をさせて頂きます。

お住まいになられて4年。なかなか納得のいくテレビボードに出会えず探されていたところでお問合せを頂きました。
昨年末にお話しをお聞きして、少しずつですがT様が望まれているものを繋げていき、図のような形で製作することになりました。

スピーカーやウーハー、ゲーム機などの配線を美しく隠すこと、テレビを壁掛にすること、テレビボードを宙に浮かすこと、その他収納のご要望をいろいろとお伺いさせて頂きました。


デザインについては、いくつかのイメージからピンとくるものとこないもの、答え合わせのようにお伝え頂きました。既製品のようにカタログや完成品がないなかでイメージすることはなかなか難しいことだと思います。


いよいよ施工です。コンセント類の移設や増設、壁の下地補強など取付け前の準備で半日近くかかります。
テレビボードを宙に浮かすので、背板を巾木まで伸ばしてテレビボードが前に下がらないようにします。写真はその為のボンドを塗ったところです。


梁の下に吊戸をつけると、梁の凹凸が気にならなくなりました。

オープン棚の下地です。
こちらは壁に下地を入れたところに金物を仕込みます。

そして棚を差込むことで余計な金物が表に出ません。

タイルの厚みに合せて棚の厚みを決めています。0.1mm単位での墨出しです。
エコカラットの施工はそんなに難しいことではありませんが、この寸法で仕上がりの良し悪しが決まります。

美しく納まりました^^

壁掛テレビでも、センタースピーカーとリアスピーカー、ウーハーなどボードに乗る機器の配線が必要です。
今回はテレビボードと同じ素材で蓋にさせて頂きました。

ごちゃごちゃした配線を隠すスペースにもなっています。


無事、図面通りに仕上がりました。
配線はご帰宅後、Tさまに繋いで頂いて壁の中にすっきり納まったそうです。
お会いしてから納品までゆっくりご検討頂きました。
出来上がりだけではなく、プロセスも楽しんで頂けていたら嬉しく思います。
Tさま、これからもよろしくお願いします^^

おかげさまで5周年です。

2017-4-1

2012年の4月から、デザインコンパスとしてオーダー家具の仕事を始めて5周年になります。
5年前、自分たちにどんな仕事ができるのか、どんな依頼があるのか、そもそも仕事があるのか、半信半疑のなかエイヤー!で始めたデザインコンパスですが、おかげさまでたくさんのお客様に支えられて5周年を迎えることができました。お一人お一人のお客様、本当に心から感謝しております。

5周年を期に、ホームページを少しリニューアルさせて頂きました。
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、よかったら覗いてみてください^^
オーダー家具製作例はこれから追加していきたいと思います。
ご協力くださったお客様、本当にありがとうございました。

さて、これからのデザインコンパスも・・・

高い目標を持って、


ワクワクする仕事をたくさん楽しんで。


時には自分を見つめながら・・・


自分たちだからできる意味のある仕事を!

まじめに取り組んでいきたいと思います。

これからのデザインコンパスもどうぞよろしくお願い致します。

天然木のテレビボード、完成しました。

2017-3-23

先日ご紹介させて頂きましたTさまのテレビボードが無事に取付きました。
壁掛けテレビの下地と、間接照明などの配線、タイル貼りもありましたので、2日間にかけて施工させて頂きました。

配線を壁の中に隠すために予め経路を確保しています。
 
何が何だか分かりませんね。でもこれが美しい納まりのための大事な作業になります。


そして完成しましたー。と言いたいところですが、初日はここまでです。
床から宙に浮かせるための下地補強とコンセントの移設や増設を終わらせたところです。


そして翌日、完成しました^^ タイルと間接照明が入るとずいぶん雰囲気が変わりました。家具だけでは表現できないところです。


壁掛け金具横の白い配線孔から、テレビボード内のコンセント横の黒い配線孔へ、線を見せずにつないで頂けるようになっています。


間接照明用の調光器は左のように目立たないところに納まっています。

テレビボード右側は和室の障子になるのですが、10ミリの枠の出に合せてアクリルセードをかぶせました。0.1ミリ単位の納まりです。(中央)

タイルを貼ることは簡単ですが、問題は墨出しです。半端な寸法が出ないようにタイルに合せてテレビボードの高さを設定しています。


テレビを見ながらメイクをされるというTさま。今までにドレッサーを組込んだテレビボードを一度製作させて頂いたことがありましたが、バックに間接照明がある為、寸法設定と納まりが難しかったです。

宙に浮かすことで、正座すると膝が当るけど横座ならOK?
身長170cmの私が正座すると鏡から頭が出るけど小柄なTさんならOK?
設計も製作も思考錯誤でしたが、TさんからOK!を頂いてホッとしました。


カーテンを閉めて、間接照明だけを点灯すると、タイルの陰影が浮かび上がってとてもきれいでした。
お引越しされて、テレビをセッティングして、一日の終わりにダイニングに座ってホッとひと息されたとき、幻想的な演出がTさんの癒しになるといいなぁと思います。
Tさん、楽しい時間をありがとうございました!
これからもよろしくお願い致します。

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