デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

ラグジュアリーなドレスルーム&ベッドルーム

2025-2-15

引き続き、Mさまのオーダー家具をご紹介させていただきます。
洗面ドレッサーとクローゼットの間にジュエリーキャビネットを設けました。

こちらはベッドから見える景色です。
洗面やクローゼットとの距離は決して広くはないですが、窓に向いているので実寸以上に開放的で心地良く感じます。
朝目覚めて一番にこの空間を一望できるなんて・・・憧れのライフスタイルです^^

デザインだけではなく機能も充実しています。
 
ジュエリーキャビネットの天板は2カ所がガラスで上から見えるようになっています。
クローゼット側に引出しを引くとガラス面より広い収納に。
仕切り板は動かすことができるので、こまめに仕切ることができます。

 
クローゼットは扉を開けると点灯するドアセンサーライトを組込んでいます。
お部屋の照明がやさしい明るさなので、機能的な照明も考慮しています。


天井も壁もピッタリです。
丁寧な納まりは、お部屋の印象を変える立派なデザインになります。


そして奥には広いベッドルームが繋がっています。
セミダブルのマットレスが2つピッタリ入るベッドをドレスルームと素材を合わせて設えました。
柔らかい光の効果で、ベッドルームとドレスルームがやさしく包まれるような雰囲気です。

 
ベッドのヘッドボード側が寝室の出入り口になるので、側面の見え方も大事です。
薄いタイルの断面は見切りを入れずに壁化させて緻密に納めています。


ジュエリーキャビネットはコンパクトながら充実した引出収納になっています。
側面のスイッチコンセントもスマートにご使用いただけるかと思います。

大人フェミニン、シンプルエレガント、ラグジュアリー、色んなカテゴリーが当てはまるかもしれませんが、間取りから始まり、何もないところからのデザイン設計で唯一無二の家具たちがかたちになりました。
個々の家具はシンプルでも、色々な要素が合わさって仲良く調和しているようで嬉しく思います。

次はユーティリティーをご紹介します。

ラグジュアリーな洗面ドレッサー

2025-2-15

昨年の8月にお声掛けいただいたMさまのプライベート空間が完成しました。
Mさまご贔屓の建築業者様とやり取りをしながら、レイアウトや造作家具の設計デザイン、製作を進めさせていただきました。

設計・製作の様子はこちら
施工途中の様子はこちら


こちらは寝室と同じ空間になります洗面ドレッサーとジュエリーキャビネットです。
(間取りは  ↑  の「設計の様子はこちら」をご覧ください)
当初はアイカ工業さんのセミオーダーを予定されていましたが、規格品ではご要望が叶わなかったのでご提案させていただきました。

 
例えば上部のスライドミラー。
手を洗ってすぐペーパータオルが取り出せるよう一枚の片引戸が左右に行き来します。

 
製作途中に工場へお越しいただき、実際に見ていただきました。
ペーパーホルダーは裏にマグネットをつけて倒れ防止にすることになりました。
ミラー扉は取っ手を付けたくないので、ミラー枠をさりげなく立上らせて・・・細部にこだわっています。

 
ペーパータオルは天板の投入口から引出し内部のゴミ箱に入る設計です。
左右のドレッサーは着座すると鏡が高いので、それぞれの壁に拡大鏡を付けています。
LEDライト付きなので、間接照明では足りない照度を補えてメイクが楽しくなりそうです^^


寝室横の洗面ドレッサーということで、間接照明のやさしい光で演出させていただきました。
ガラスタイルが氷のようにキラキラしてうっとりします。
次はクローゼットもご紹介させていただきます。

ただいま施工中です。

2025-1-28

飼い主が体調不良の間、宣伝部長のポッカが16歳になりました。

一時は危篤状態になりましたが今ではこの通り、元気に過ごしてます。
「あったかくなったら工場に出勤するよ。遊びにきてね!」(ポ)
体調が良いときは連れていきたいと思います^^

さて、昨年から製作しておりましたM様の家具たちを着々と施工中です。

こちらはドレッサーを兼ねた洗面化粧台。

 
こちらはベッドの造作です。
ヘッドボードはエレベーターに入らず。分割したくなかったので12階まで階段で荷上げしました。

 
その他の家具もこれから見違えるように彩られていきます。
今週は最後の仕上げです。
美しく仕上がるように精魂込めて頑張ります。

2025年もよろしくお願いします

2025-1-5

あけましておめでとうございます。
お正月は毎年恒例になりました古賀市の五所八幡宮さんへお参りに・・・。
 
こちらも神妙な面持ちです。
ムーミンとの2ショット、元気で長生きできますように。


樹齢1000年を超えるムーミンの樹で有名ですが、他にもその姿に圧倒されるご神木に出会えます。
こちらは「ムーミンのねぐら」と呼ばれる大樹です。
正面は大きなウロにムーミンが寝ている姿を想像できますが、後ろを見ると・・・


斜面で倒れそうな大樹をか細い木がしっかり支えているような姿が見られます。
「助け合いの木」だそうです。
いつもこの景色を見るとハッとさせられる瞬間があります。

そして昨日、ビックリするニュースを目にしました。
2018年に死んだ子を17日間運びながら泳ぎ続けたメスのシャチが再び、死んだ子を頭に乗せて泳いでいるのが見つかったそうです。
新たに出産した子のようですが、こんなに悲しみを感じて、そして一緒にいたい気持ちがあることに驚かされました。
更に驚いたのは、子を運んでいるあいだ餌の確保ができないため仲間の助けを受けているのだそうです。

年始から、動植物に大事なことを教えられました。
2025年、自分たちにできることを精一杯がんばっていきたいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

工場にワークスペースが出来ました。

2024-12-31

2024年も大変お世話になりました。
今年のご縁に感謝しつつ、来年もどうぞよろしくお願い致します。

ご縁と言うと、お客様とのご縁はもちろんですが、業者さんのご縁もありました。
 
寂しかった工場のシンボルツリーのアオダモ(左)を、シャラシャラ揺れるシマトネリコ(右)に植え替えていただきました。
ボリュームが欲しいなぁと願っていたところ、10月にご縁があって愛媛県のランドスケープさんに植樹をお願いしました。
お仕事のスタンスと愛情にとてもワクワク・・・自身に振返って気付かされることがたくさんありました。
10月から福岡店もスタートされるとのことで外構をお考えの方、おすすめです^^


そしてアオダモさんはどこへ行ったかというと、北側の一角に・・・。
ん?何だか開けて欲しそうなドアが付いてますね。


工場の脇に小さなワークスペースを設けました。
ベース工事は長年お世話になった大工さんにお願いしました。

 
内装は需要の高いモダンなテイストに反して、自分が好きなテイストに。
その時の見事な紅葉に触発されて、ウィリアムモリスの黄色い柳の葉柄(ウィローボウ)をセレクトしました。
床は切り株柄、天井はイエローベースの織りの壁紙です。


職人さんたちの愛情のおかげで、ワークスペースとなる一面だけ完成しました。
お客様との打合せスペースはまだまだ着手できませんが長期で手掛けていけたらと思っています。


スペースの名前は、「Yellow Willow」
設計デザインのお打合せはもちろん、製作中の家具を気軽に見に来ていただいて寛げるスペースにできたらと思っています。

2025年もいそがしくなりそうですが、ワクワクを大事に良いお仕事をしていきたいです。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

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