デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

洗練された大人の空間 ~書斎編~

2019-4-3

引き続き、T様の書斎をご紹介させて頂きます。
快適にお仕事ができる空間にする為に、書斎はリビング以上にこだわって頂きました。

長方形の空間にL字にデスクカウンターを配置していきます。

L字の窓に面したコーナー部分にデスクスペースを設けます。


複合機からパソコン、コンセントまでの配線はカウンター下に綺麗に納まるよう配線スペースを設けました。


一番こだわって頂いたのは天板かもしれません。
長手に3.4m、短手に2.4mの長さのウォールナットの無垢材です。
脚立に乗って上から撮影しましたが入りきれませんでした。
正面のデスクスペースは奥行き80cmとかなりボリュームがありますが、L字につながることで圧迫感どころかより広がりを感じます。


天板はオイル塗装で仕上げています。
サラサラとした手触りが頬ずりしたくなるほどです。
L字で組んだ継手(ジョイント)部分も美しく納まりました。


長手の壁側にはトールキャビネットを設けています。
カウンター下は引出し収納がメインになるので、可動棚のある書棚はお役に立てるのではないかと思います。


引出しはウォールナットの無垢フレームにライトグレーがポイントになっています。
全体がウォールナットだと重厚感が強くなりすぎるところでしたが、単色を入れることでグッとシックでモダンな印象になりました。
お打合せのプロセスでは全く違う方向でご提案をさせて頂いておりましたが、選ばれているカーテン生地を見せて頂いてから大きな方向転換になりました。


配線ルートの終着点もすっきりしました。
収納サイドには熱抜きの通気孔を設けています。


デスクの左サイドには3段引出しを設けています。
取っ手のないプッシュオープン式の開閉ですが、ウッドフレームだけで充分なアクセントになっています。


全体が写真に納まらずに残念ですが、私もここで仕事がしたいと思ってしまうほど気持ちの良い空間でした。
家具が設置される前よりも明らかに広く開放的に感じるようになりました。
十字のウッドフレームのラインが利いてます。
ウォールナットの経年変化で表情がまた変わっていくのも楽しみです。

T様、長いようであっという間の時間でした。大変お世話になりました。
家具共々、これからもよろしくお願い致します。

洗練された大人の空間 ~カップボード編~

2019-4-3

少し間が空きましたがT様のカップボードをご紹介させて頂きます。
設置場所はこちら。シックなグレーの壁紙に映えそうです。

設計段階で、当時ご使用されていた食器棚の写真と調理器具のリストを頂きました。
キッチンに入りきれないホットプレートやフードプロセッサー、フォンデュ鍋、そして一升瓶などそれぞれの居場所をミリ単位で設計させて頂きました。
製作に至るまでT様とやりとりさせて頂いた経過も今では懐かしく感じます。

施工途中の写真を撮り忘れましたが、無事完成しました。

シンプルながらシックで重厚感も感じるラグジュアリーなカップボードに仕上がりました。
リビングにも食器収納を確保できた分、カップボードの下部は調理器具を中心にT様仕様の収納になっています。


一番奥は一升瓶用の収納です。
ワイヤーのバスケットを外せるので、用途に合わせてご使用頂けるかと思います。


中央の深い引出しの内部に浅い引出しがもう一つ。ホットプレートの高さに合わせた設計です。
扉を表面で分けることも出来ましたが、手前の引出しとラインを合わせることで見た目にもとてもスッキリしました。
内引出しは頻度の低い器具類はもちろん、タッパーや細々とした物の仕訳もしやすく便利です。


天板は人工大理石でも柄が特徴的なココアブラウンを使用させて頂きました。
扉とも相性が良くグッと引き締まりました。
引出しの取っ手はできる限り主張したくなかったので、扉を閉めるとダークブラウンのアルミがわずか5mmしか見えないライン引手を採用させて頂きました。
シルバーの太い引手にすると一気に設備機器のような印象になってしまうので、取っ手は大事なアイテムの一つだと思います。


オープンキッチンの扉や天板に色柄を合わせることができなかったので、完成するまで内心ドキドキでしたが・・・
予想以上にLDK全体の空間に違和感なく納まっていて、落ち着きと適度な存在感がとっても素敵でした。

機器類も無事予定していた場所に納まったとのことで、これからフル活用して頂けると嬉しく思います^^

洗練された大人の空間 ~リビング編~

2019-3-23

引き続き、T様の空間づくりをリビングからご紹介させて頂きます。

既に搬入した家具で埋め尽くされていますが、正面の壁に家具を取り付けていきます。


食器収納とテレビボードの下台を設置しました。
テレビボードを宙に浮かすために下駄を履かせています。
グレーの壁紙に合わせて色合わせした化粧板を使用しています。


テレビボードが乗りました。下駄を履かせている違和感もなく宙に浮いて見えます。


天板を乗せていきます。マンションで一枚では搬入できないので分割しています。


無事天板が繋がりました。
木目を合わせているのでジョイントも目立ちにくいです。天然木の突板ならではの照りが高級感を感じさせてくれます。


さて、次はエコカラットタイルを貼っていきます。
ベージュ系のタイルと悩まれた結果、グレーにされて大正解でした。
グレーのクロスとウォールナットとの相性も抜群です。


間接照明も点いて、完成しました。
4.25mのテレビボードは宙に浮かすことでより長く広く見えます。
日の出のような光が何とも幻想的でタイルを美しく照らします。
残念ながら壁掛けテレビが取り付いた様子を拝見できませんでしたが、きっとグッと締まって素敵に見えるかと思います。


扉は全て取っ手のないプッシュオープン式です。
余計な凹凸が無いのでラインが通り、より奥までの広がりを感じます。
天然木ならではの陽の当たり方が何とも心地よいです。

ワンちゃんスペースの収納も取り付けました。

すごく地味で分かりにくいところですが、施工もこだわっています。
吊戸棚の手前に枠があるので、少し幅を小さく造らないと入らないスペースでした。
通常は太いコーキングかフィラー、もしくは隙間を空けてしまうところですが・・・


底板と正面の化粧材を後で貼ることで、隙間の無いゼロの納まりに。


シンプルな化粧板の吊戸棚でも納め方で見え方が違ってきます。
心を込めて製作した家具がより美しく見える納まりを心掛けています。

次はカップボードをご紹介させて頂きます。

洗練された大人の空間づくり

2019-3-23

T様に初めてお声掛け頂いたのは一昨年の11月頃でした。
ご新築マンションの設計変更がまだ受付可能な時期でしたので、間取りも含めて色々とご相談頂いたことを覚えています。
最終的に、リビング収納とカップボード、書斎の家具を製作させて頂くことになりました。
お打合せの経過と製作中も含めてご紹介をさせて頂きます。


これはある程度、方向性が固まってきてからのイメージ図です。
リビングのテレビボードと食器収納、それからカップボード、下は書斎のご提案になります。
書棚は木の温もりを感じる少しかわいらしいイメージでご提案をさせて頂きましたが・・・
書斎で選ばれているカーテン生地がシックモダンな色柄でしたので、再検討させて頂くことにしました。


全体的に大人の洗練された印象にイメージチェンジしました。
リビングのテレビボードの上はタイルの色を変えてシックな印象に。
書斎はウォールナットをベースにグレーを指し色にしたモダンな印象です。
形は同じでも素材の使い方で随分イメージが変わります。


内覧会にて現地で色柄を決めて頂いて、最終的に上のような内容で製作させて頂くことになりました。
書斎は風水の関係で大幅に形状が変わりましたが、お部屋が広く感じられて結果オーライでした。後程ご紹介させて頂きます。
簡単なイメージ図だけのご紹介ですが、実際はご要望に合わせてmm単位で設計させて頂いています。


製作中の様子です。こちらはテレビボードになります。


こちらはその横の食器収納。塗装前なので顔色が悪そうですが塗装すると別人に変わります。


こちらは書斎の家具を配置したところです。L型で正面とコーナーがデスクスペースです。


引出しの扉は厚み部分(小口)にウォールナットの無垢材を貼って縁取りしたようなアクセントに。
ライトグレーとウォールナットが相乗効果でどちらも映えます。

完成した家具たちを先週施工させて頂きました。
次回ご紹介させて頂きます。

シックモダンなカップボード

2019-3-14

昨年5月にS様からご相談頂きましたカップボード。
最初は平面図だけ送って頂き、図面上でやりとりをさせて頂きました。
冷蔵庫スペースだけ奥に凹んでいましたが、カップボードを設置できる壁の幅が128cmと限られた寸法でした。

既に施工初日の写真ですが、冷蔵庫スペースは80cm弱と少し余裕がありました。
図面上でも把握していたので、少しでも収納の幅を確保するためにカップボードを設置する壁を足してご提案させて頂きました。


たった7cmですが、カップボードで7cm幅が大きくなると見た目も収納量もかなり変わります。
マンションでは冷蔵庫スペースに少し余裕があることが殆どなので、限られたスペースには有効です。
135cmの幅のカップボードが取り付きます。


いきなり照明まで点いていますが、低めの吊戸棚に見慣れない大きなアームが伸びています。
気になりますね。


翌日のタイルまで施工を終えて、無事完成しました。
落ち着いたトーンのシックモダンなカップボード。
ザ・食器棚ではなく、お部屋の大事な要素になるインテリアとしてのカップボードです。
でも機能と収納量は食器棚に負けていません。


全開するとかなりの収納量です。
低く設定した吊戸棚は一見、圧迫感がありそうですが・・・


長身の私でも扉に頭をぶつけることなく中の収納が全て見渡せて食器も楽に取り出せます。


軽く手を掛けるとセルフクローズでゆっくりソフトに閉まります。


そして何より。横のラインが通ることで冷蔵庫までの奥行きを感じられて、視覚的な広がりに効果絶大です。
通常の縦に長い開き扉3枚の吊戸棚ですとこんなに広くは感じなかったと思います。


足した壁の側面も、ライトグレーの壁紙に合わせた化粧板で全く違和感がありません。


タイルもラグジュアリーな印象をプラスしてくれます。
先日お世話になりましたA様と偶然にも同じタイルを施工させて頂きました。
組み合わせる家具によって印象がまた違ってどちらも本当に素敵でした。
デザインコンパスのお客様にとっても人気のタイルです。


キッチンの扉と天板と全く同じ素材ではありませんでしたが、逆に家具らしく控えめながら程良い存在感で空間に寄り添えている気がしました。
最初は小さなスペースだからとあまり期待はされていませんでしたがこだわって頂いて本当に良かったです。
S様、大変お世話になりました。
ご家族の新生活、心より応援しております。

ページトップへ