デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

T様のリフォーム後①

2014-4-8

2週間の工事中、途中経過をご紹介する間もなく完成しました。
生活をしながらのリフォームということで大変ご不便をお掛けしましたが、毎日変わってゆく様子に私たちもワクワクとても楽しませて頂きました。
その様子をご紹介させて頂きます。

以前ご紹介しましたリビングダイニングですが・・・
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こんなイメージでご提案させて頂き・・・↓

こんな感じで仕上がりました ↓
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キッチンの壁面を開口して素材や色を変えただけですが、こんなに雰囲気が変わりました。
水色が大好きなTさん。床はもちろん壁紙の色を時間をかけて選んで頂きました。
水色具合をとてもこだわって頂いたことで、雰囲気のあるTさんらしい空間になりました。

そしてキッチンのほうですが、以前は対面ながら壁に囲まれて独立してましたが・・・
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こんなイメージでご提案させて頂き・・・↓
キッチン2.14.mcd

こんな感じに仕上がりました  ↓
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こちらのキッチン、実は本体はそのままに、天板と扉を取替えただけなんです。
吊戸棚と壁を撤去して、レンジフード・ガスコンロ・水栓金具は新しい機器を取り入れています。
中は変わらないので収納量や使い方としては以前と同じにはなりますが、既製品にはない満足度とおっしゃって頂きました。
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こちらはドイツからはるばる来日されたつまみです。
このポッテリとした大きさと木目の風合いがアクセントになって、よりキッチンに個性を持たせてくれました。
もちろん扉の水色具合もこだわって頂きました。
扉の小口(断面部分)には天板と同じ木目を利用しています。全部を水色にするよりもさりげないアクセントになってよりどちらも引立っている気がします。
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キッチンの天板は本物の木のように見えますが、メラミン化粧板というとても汚れや傷に強い素材です。メーカーの工場で丸みや立上がりをつけることができます。
カラーステンレスシンクと合わせて接着しているので、水を気にせず思い切り使って頂けます。
ステンレスや大理石ではできない木目の天板。
水色の扉には必須アイテムでした。
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キッチンの天板はメラミン化粧板でしたが、腰壁の笠木にはホワイトアッシュの無垢材を使用しています。
素材の持ち味を生かして適材適所に使用しています。

まだまだご紹介したいところがたくさんあるので、続きは②で・・・

水色キッチンのT様、施工中です。

2014-3-30

月曜日からT様のリフォーム着工後、一週間が経ちました。
ちょうど工事期間の真ん中です。
少し概要をご紹介させて頂きます。

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いきなりこの写真ですと、どんな状況かさっぱりわからないかと思いますが・・・
これはフローリングの表面を撤去した後、裏側に付いていたクッション材を剥しているところです。
マンション用の直張り防音フローリングの場合、既存の上から重ねて張ることができないので一旦剥すことになるのですが、この防音フローリングがなかなか剥がれません。
地道に手作業で一日かけて剥していきます。
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全て剥し終えた写真がこちら↑
コンクリートが丸見えの状態から一枚ずつ張っていきます。
解体という騒音や埃が舞う大変で地味な作業も、新しい仕上げ材が入ってくるとテンションが上がります。ようやく張り終えました。

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そしてキッチンはといいますと、開口部が小さく閉塞感のあった以前のキッチンでしたが・・・

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吊戸棚と壁を撤去してこんな状態になりました。
キッチンはまだ何も変えてませんが、開放感抜群で風と光がスーッと入ってきます。

お住まいながらのリフォームです。
LDKや玄関のお荷物は他の部屋に移動して頂いているので、本当に限られたなか生活して頂いています。
埃が入らないよう毎日養生を取替えながらさせて頂いているのですが、そんな生活に不満も言われず逆にこちらに気を遣って頂いて、とても感謝しております。

前半の一週間は地道で過酷な作業が続きましたが、後半は騒音も少なく目で見て楽しい作業が増えてきます。
だいたい後半過ぎると名残惜しさでこちらが寂しくなってくるのですが・・・^^;

T様、あと少し不自由をさせますがどうぞお付合いよろしくお願いします!

やっぱりタイルが決め手でした。

2014-3-24

先日ご紹介しておりました、タイルが決め手のカップボード。
完成したE様のお宅を拝見させて頂きました。

外観からとても素敵なE様らしくあたたかみのある佇まい。
キッチンを拝見させて頂いて思わず「わ~」と声が出てしまいました。
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やはりタイルが決め手でした。
納品時とその後と、二度楽しませて頂いてE様ありがとうございます。
当初、キャメルかチョコレート色の人工大理石天板をお勧めしておりましたが、やはりこのタイルにはこの木目のカウンターがぴったりでした。
E様、流石です!
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冷蔵庫近くのカウンターには電子レンジなどの家電が集まるところなので、ちょっと食材を置いたりお茶を注いだりするスライドカウンターを設けました。
下のオープンスペースにはハイザーや食品のストックとなるワゴンが収納されます。
こちらもE様の発案です。
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左側のガラスのミドル収納は、調味料やレシピ本などとても使い易い高さです。
その下には手元を照らす照明を設けてます。
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リビングダイニング、和室からストレートに見えるカップボードです。
対面キッチンが主流ないま、キッチンやカップボードは生活感が丸見えなので、いかに隠すかスッキリ見せるかに目を向けられがちです。
でもこんな風にインテリアの一部として、またそれ以上にお部屋がセンス良く見えるアクセントとして、キッチンを楽しむ=その人らしさあふれる空間になるかと思います。

昨年の8月からお打合せをさせて頂いてあっという間の納品でした。
E様らしいお住まいと、過ごされるE様ご家族の名脇役になれたような気がして光栄です。
また住まわれてからのご様子もゆっくりお伺いさせて頂ければと思います。
E様、この度は本当にありがとうございました!

クールエレガントなキッチンがこんなに素敵に・・・

2014-3-18

先日ご紹介させて頂きましたクイーンズホームさんのショールームへ、お伺いしました。
キッチンの蹴込みに化粧板を貼らせて頂く。という用事は口実で、完成後のインテリアを拝見させて頂きたくて・・・^^

私たちが納品させて頂いたのは、シンクも蛇口も食洗機もつまみもない、天板と扉だけのキッチンと、大きなテーブルでした。
扉の配色はご相談させて頂いたものの、どんな空間にどんな風に仕上がるのかあまり想像ができていませんでした。
それが、こんなに素敵に・・・
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クールエレガントなキッチン。見事に調和していました。
こちらはスタッフミーティングやお打合せスペース、お料理教室など、多機能でいろんな可能性が生まれる大事なスペースになるそうです。

IH
ラジエントヒーターの実演もされるということで、クイーンズホームさんが使ってらっしゃった古いテーブルの中に、加熱機器が埋め込まれていました。
私たちが行ったのはテーブルを開口して加工しただけ。
塗装されて、以前とは比べ物にならない程とても素敵なアクセントになっていました。
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作らせて頂いたキャビネットも、まさかこんな素敵にしてもらえるとは思ってなかったでしょう。
嬉しそうです^^

有難いことに、キッチンをご覧になられたい方のショールームとしてご案内の許可を頂きました。キッチンだけではなく、素敵なインテリアもご興味あられる方はお声掛けください。

私たちが得意ではないエレガントな空間を得意とされるクイーンズホームさん。
お仕事の垣根を超えて、たくさんの方に喜ばれる何かをご一緒させて頂ければと思います。
微力ですが、今後ともよろしくお願いします!

水色キッチンと丸テーブル

2014-3-8

昨年末、T様と初めてお会いしてからお打合せを重ねてきました。
最初はガス屋さんでガスコンロとレンジフード、そして天板だけを交換されるご予定だったそうです。
お声を掛けて頂いてから、毎回とても楽しくお打合せをさせて頂きました。
お話が進むにつれて、LDK全体のイメージを変えられたいということで、いろいろとご提案をさせて頂きました。
少し内容をご紹介させて頂きます。

上は現在のキッチン。
対面キッチンですが開口部が狭い為、光が入らず少し閉鎖的な印象です。
下はリフォーム予定のキッチン。
キッチン本体はそのままに、Tさんが大好きな水色の扉と木目の天板に取替えて、吊戸棚のない開放的な明るいイメージです。
また、ダイニングテーブルを円形にすることで、ご家族やお友達がキッチンを中心に自然と集いやすく、家事をしながら団欒ができます。
小さな丸いサブテーブルは、壁面のテレビを見ながらちょっと書き物をしたり、Nちゃんがお友達とおやつを食べたり、お鍋の材料や大皿を置いたり・・・と何かと重宝するかと思います。
使わないときはメインテーブルの下に回転させて収納ができるように考えています。
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現在はフローリングや建具など、ダークブラウンの木目が少し暗いイメージですが、全体を明るい木目と爽やかなカラーで統一させて頂く予定です。

つたない絵ですが、少しでもイメージして頂いてプロセスを楽しんで頂けるようにお見せしています。
テーブルに合わせてスツールも3脚、絵とは違いますがそれぞれお好きなカラーで製作させて頂く予定です。

いよいよ今月末から着工です。
2週間というあっという間の工事ですが、Tさんご家族にとって大好きな空間になるように気持ちを込めて取り組みたいと思います。

Tさん、楽しみはこれからですね^^
どうぞよろしくお願いします。

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