デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

木目がアクセント。アッシュのチェスト

2015-12-10

昨年末にカップボードを製作させて頂いたK様。
その後にダイニングのチェストを今度は造りつけずに置く形で・・・とご相談を頂いておりました。

既に置かれいた既製品のチェストは色が暗く、壁に大きなコンセント類があるためぴったりと壁に付かず埃溜りになることもお悩みの一つでした。
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プリンター、モデム、書類が入る容量と、コンセント類が隠れて壁にピッタリ付くことを念頭にプランをさせて頂き、こんな形でできあがりました。
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以前の暗いチェストと雰囲気を変えるため、明るいホワイトアッシュを使用しました。
板目と柾目を交互に使ってアクセントにしています。

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ネックになっていた大きなコンセント類は、収納右半分の奥行きを浅くして表に出ないようにしました。

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おかげで壁にピッタリ納まりました。

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左側はプリンターとモデムの高さに合せ、その上は引出しにしています。
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右側は奥行きの浅い収納ですが、A4ファイルが入る奥行きと高さは確保しています。
将来的に2人の息子さんの学校道具などに利用されても良いかと思います。

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ご愛用のウォールナットのダイニングテーブルに合せて、脚と引き手をウォールナットでアクセントにさせて頂きました。

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突き板は化粧板に比べて色や柄でアレンジしにくいところはありますが、天然木ならではの木目と素材感は人工のものにはない存在感と温もりがあります。
シンプルモダンな額、和テイストのガラスの一輪挿し、北欧テイストのカラーフェルト・・・何を置いても馴染みやすいほっこりと愛着のあるチェストになったような気がします。

K様、カップボード共々末永くよろしくお願いします^^

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