デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

ライフスタイルカップボード ~ダークグリーンのカップボード~

2019-8-5

引き続き、A様のカップボードをご紹介させて頂きます。

カウンタースペースになる奥の収納から設置してきます。
下台の手前部分、壁との隙間があるのは食洗機用の給排水配管や専用電源が入ります。
カップボード側に食洗機!?と思いますよね。
海外メーカーの洗浄力は優れていてシンクで軽く流すこともなく作動できるので、食器の出入れがし易いカップボード内の設置も多いそうです。
当初はキッチン側に設置していましたが、収納スペースが多いカップボード側に格納することになりました。


ビルトイン食洗機と冷蔵庫スペース、そしてダイニングからのグラス収納。
トータル間口4.6mの大容量のカップボードのフォルムが設置されました。


そして扉がついて、ほぼ完成です! (食洗機扉は専用工具がなく後日になりました)
当初から決定されていた幅90cm以上もあるmabeの冷蔵庫。
ハイグレードな機器類がカップボードをより引き立ててくれているようです。


引き立ててくれるのは機器類だけではなく、無垢のフローリングやオシャレな上げ下げ窓もです。
お部屋のいろいろなアイテムがそれぞれの相乗効果で空間をより良く感じさせてくれている気がします。


食洗機の扉も無事につきました。
扉を開けた写真を撮り忘れましたが、そこに食洗機があるとは分からない美しい納まりです。


ダイニングからのアングルです。
チェリーとダークグリーンの相性、バッチリでした。
インパクトのある色、ダイナミックな素材、大きな機器類、それらもこれも、これだけの広さと心地良い陽当たりがあってこそです。
余裕のある空間が、よりゆったりと贅沢な気持ちにさせてくれます。


玄関からリビングに入って最初に瞳に入るアングルです。
キッチン天板下の木流れが、ズドーンと奥まで遠近感を感じさせてくれます。


リビングからのアングルです。
チェリーとダークグリーンのコントラストが美しい、ずっと眺めていたくなるような空間になりました。
キッチンとカップボードが同じ色や素材だったら・・・こんなにこなれたオシャレな雰囲気にはならなかったかもしれません。
A様の一つ一つの感覚が全て良い方向に繋がりました。


設計時に、細かい寸法設定や機能的な配慮はもちろんさせて頂ていますが、そんな説明は必要なさそうです。
お気に入りのアイテムに包まれて、ここにいる時間を楽しんで頂けたら嬉しく思います。


使うほどに経年変化していくチェリー材や真鍮のハンドル。
ご家族に寄り添って一緒に歴史を刻んでいける家具になりますように・・・。

A様、サニースポット様、テサック様、大変お世話になりました。
A様の家づくりの一部に参加できてとても楽しい時間でした。
これからも家具共々、どうぞよろしくお願い致します!

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