デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

シックモダンな大人の空間 ~クローゼット~

2025-4-10

引き続き、Y様のクローゼットをご紹介させていただきます。
こちらは昨年末に施工途中の様子をご紹介しておりました壁面になります。


左側は鞄置きも兼ねて日常オープンにしておいて、
右側はクローゼットとして日常隠しておく予定です。

まずは左側。
正面壁のデザインクロスが欠品中で納期に3カ月かかりましたが、待っていただいた甲斐がありました。
調和と主張、艶感などバランスが調度良いデザインです。

  
引戸の場合、姿見のミラーを扉裏に付けることができないので、こんなアイテムを使用しました。
引出して回転させると、どの立ち位置でも全身を見渡せます。


人工大理石のカウンターは奥行き70cm。
大きなスーツケースを広げてもゆっくり見渡せるサイズです。
こちらのハンガーには、長物のコートやジャケット等を掛けていただくイメージです。
サイドに鞄掛けのフックも。ちょっとあると便利です。


奥行きが深いので、収納量もたっぷり。
箱ごとごっそり入れても、リネン類のストック場所としても良いかもしれません。


そして右側。
こちらは4段引出しの畳む衣類収納と、右下はスラックスハンガーになっています。


スラックスハンガーの上は、ベルトや時計など上から見て一目瞭然に引出しです。
ウォールナットの仕切り板が少し違った特別感があります。


日常は左側をオープン。


衣類の出し入れは右側をオープン。

2枚の引違い扉は2枚分の厚みが必要ですが、1枚だとスッキリ。
何より半分はお部屋として取り込んだ方が、抜きができて垢抜けて見えます。
このサイズでも製作が可能なRaikiのガラス扉を採用しました。
下地補強や搬入など、家具以外でも職人の方々のお力のおかげで空間が完成しました。

棚下の間接照明は見やすい利便性はもちろん、インテリアとしての華やかさがあります。
ハンガーパイプはブロンズ色の角材を使用しています。
よりシックでモダンな印象になりました。


昨年の施工前と、3回に分けてご紹介させていただきました書斎・寝室・クローゼット。
もちろん仕上りのイメージして設計デザインをして、その通りの形になりました。
でも何度経験しても、施工中から完成したとき、心が躍るような感動があります。
造り手(夫)と出来る範囲は限られますが、この感動を大事に二人三脚で励んでいきたいです。

Y様、T様、長期間快くお待ちいただいてありがとうございました。
家具共々、末永くお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。

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