造作家具の施工 ~O様の例~リビング編
2025-6-15カテゴリー お仕事日記 , カップボード , テレビボード , 施工例
すっかり間が空いてしまっているうちに梅雨の蒸し暑さ、心身整えていきたいと思います。
O様の家具施工の様子をご紹介させていただきます。
まずはリビングから。
マンションのリビングは梁やダクトスペースの下がり壁が付き物です。
O様のリビングも窓側と正面と段違いで下がり壁が目立っていました。
間接照明の配線や、フロートタイプのテレビボード下地補強の為に、部分的に壁を開口しています。
下がり壁を利用して、今回は間接照明を先に取り付けました。
左の下がり壁にピッタリ合わせて凹凸をなくしていきます。
クロスを貼る前ですが、綺麗に納まりました。
一面だけアクセントクロスを貼り、家具を取付けます。
フロートタイプのテレビボードも下地補強と吊り金具を利用してしっかり固定しています。
完成しました。
間接照明の壁を下げたことで、横長感が増してスッキリお部屋が広く見えます。
リビングの天井灯もダウンライトに変えて、より洗練された印象です。
デスクの上には飾り棚兼デスクを照らす間接照明を仕込んでいます。
こちら、実は間接照明の奥(壁側)にペーパーハンガーが仕込まれているんです。
忘れてはいけない書類やお子様が描いた絵・・・何でもスッと挟んで引っ張れば抜けます。
飾り棚、デスクライト、掲示板。
シンプルながら一石三鳥の棚板です。
木目が美しいテレビボードと、
ファブリック素材のデスク引出し。
相性の良いお互いが引き立て合っているようです。
テレビボードは手を掛けるとゆっくり開きます。
手を掛けるだけであとは待っててね~と言うと菜那ちゃん正座して待っててくれました^^
とても大事に使ってくれそうです。
配線ルートや天板のコンセントと配線孔など。
テレビ以外も配線が見えずに美しく見えるような配慮をさせていただきました。
間口約5mの壁に、バランスの良い家具と間接照明の効果が相まって寸法以上に広く美しい空間になりました。
この間口ですと、置き家具を組み合せてもなかなかこの効果は感じにくかったかもしれません。
アクセントクロスの選定や素材選びも楽しい時間でした。
次はカップボードをご紹介させていただきます。