デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

オーク材の無垢テーブル

2013-6-25

引き続き、S様のダイニングテーブルを製作中です。
オーク材の分厚い無垢板にて製作していきます。
無垢材といっても一枚ものの板と、何枚かを継ぎ合わせる接ぎ板とがありますが、
反り防止やコスト面、見た目の面白さから後者の接ぎ板で製作しています。
写真は無垢材の配列を考えているところです。
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この配列によって表情が全く変わってきます。
目の粗さや色の濃淡を考えながら、木裏と木表を交互に何度も並べ替えて検討します。

そして脚のバランス。
実寸でかたどった脚のサンプルで取り付ける位置を検討します。
P1020716

配列が決まったら専用の強力なボンドで接着していきます。
ただ今ポニークランプという工具で接着中です。
IMG_4909

脚も同じように固めます。
IMG_7638

そして脚を仮置きした姿がこちらです。
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45mmの分厚い天板がシンプルながらも何とも言えない存在感を醸し出しています。
これから手垢止めのオイルを塗ると、オーク材の美しい木目が際立って更にいい味わいになっていくのが楽しみです。

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(P)
最近ボクたちの出番が少ないと思わない?
(監督)
そうよ。私の言うことちっとも聞いてくれないもん。
(P)
監督そろそろ出勤じゃないの?
(監督)
あのね、雨の日はお休みなのよ。




違いますよ~。早く幼稚園に行って下さい。

カフェのようなキッチン

2013-6-22

先日ご紹介しておりましたS様のカップボードをお取付致しました^^

まずは吊戸棚から・・・
吊戸本体
間口いっぱいの吊戸棚。壁紙を傷つけずに慎重に取付けました。
吊戸隙間    吊戸隙間後








壁との隙間(左)は本体を取付た後に、正面の化粧材を現場で貼ります(右)。
メーカー品だと隙間を埋めるフィラー材が入りますが、ミリ単位の隙間も許しません。

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そして今度は下のキャビネットです。吊戸棚はグリーンと思いきや木目の扉です。
扉を開けたときしかわからない特別感は奥様だけのとっておきかもしれません^^
吊戸内部

下キャビネットのカウンターは、正面からシャープに見えるように削ぎ面にしています。
一見大理石に見えますが、メラミン化粧板でできたポストフォームカウンターという材料です。
削ぎ面

そして完成しました。
S様のセンスあふれる空間にぴったりと納まりました。
オーク材の無垢フローリングと天井の杉板に調度良いバランスの色合いです。
キッチンと全体

正面から見ると、ラインが通った吊戸棚がよりお部屋を広く魅せてくれます。
冷蔵庫上部は使い辛い収納にはなりますが、それ以上に見た目の効果バツグンです。
正面から全体

最初にS様にお会いしたときに御見せ頂いた雑誌のイメージに近いカップボードとなりました。キッチンというより家具に近いカフェのような印象です。
上から全体
そして、お部屋の中心になる階段の踊り場から見たキッチン。
もう間もなく一歳になられる息子さんが大きくなられても、きっとここから見えるお母さんの楽しそうな姿が一番なんじゃないかなぁ・・・と写真を撮らせて頂きながらそんな気がしました。

長い間ご計画されてやっと完成間近のご新築。
お声を掛けて頂いたのは空間が出来上がりつつある時でしたが、S様のずっと願われていたご希望に副えられてとても嬉しく思います。
そして何よりS様ご家族の笑顔が一番でした。
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今度はテーブルの製作に入ります。空間が出来上がらないと図面上ではイメージしづらいものは後回しにして一つずつお造りしています。
そのほうが楽しみも増えますし、もっといいアイデアがでるかもしれません。

S様、お届けを楽しみにしててくださいね^^

ほっこり。。。オーク材のテレビボード

2013-6-17

S様のオリジナルテレビボードが完成しました^^
先日ご紹介しましたご提案図とほぼ同じイメージで仕上がっております。
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こちらはDVD等の機器が入る格子組の扉。
ブロンズガラスが取り付く予定です。
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仕上げ前の状態なので調整は必要ですが、両サイドの引出しを閉めるとこんなイメージです。こちらにオイル塗装を施すと・・・
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オーク材の木目がとてもきれいに浮出てみえます。
S様の床が目の荒いオーク材の板目なので、あえて柾目でシンプルにすることになりました。
奇抜ではありませんが、何ともほっこり温かくなるような存在感と永く使って頂けるデザインです。
S様のリビングに溶け込みますように・・・。
お届けがとても楽しみです^^

ご新築に合わせてオーダー家具

2013-6-11

ご新築中のS様よりオーダー家具のご注文を頂きました。
当初のきっかけはシステムキッチンメーカーではお好みのデザインが無く、オーダーキッチンではご予算が合わないので・・・
というご相談でした。
S様より、こんなイメージでとインテリア雑誌をお持ち頂いたのでとてもスムーズにお打合せを
させて頂くことができました。



素材やカウンターの形状など細かいディテールを基に、現地にお伺いさせて頂きました。
やはり、図面と実際の空気感は違うものです。
床や天井の素材に合わせてたくさんのサンプルから選んで頂きました。
サンプル
写真は収納内部のカラーをお選び頂いているところです。
S様のこだわりと熱意にこちらの「良いものを造りたい!」気持ちがどんどん高まります^^

そしてダイニングテーブル、テレビボード、リビングテーブルのご提案もさせて頂きました。
当初はインテリアショップでご検討されていましたが、あるものからお選び頂くのではなく、
S様ご家族と空間に合った家具を一からデザインさせて頂きました。
TVボード・ローテーブル
パース.mcd

テーブルのサイズは実寸の型を置いてもう一度ご検討頂く予定です。

長い間ご計画をされてようやく完成間近のご新築。
S様のワクワク感をこちらも共感させて頂けてとても有難く思います。
ご期待に添えるよう心を込めてお造りします!

不便から生まれるもの

2013-6-1

資材を搬入するときに2人ではとても限界があるので、職人高瀬が作った台車。
おそらく人手が足りていれば考えなかったことですが非常に重宝しています。
マンションのエレベーターでボードの搬入をしようとすると、何人いても時間がかかる
ものですが、このおかげで入居者の方にも(比較的!?)ご迷惑を掛けずに済んでいます。
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掘り込んだ台車に円錐型の方立て。両面立てかけられて方立てを外すと普通の台車に。

こんなとき、不便も悪くないなぁと思うんです。
お客様とも不便から生まれる発想が多いような気がします。
特に工場を見てもそんな工夫がちらほら・・・。身内から学ぶことも多いです^^;
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