デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

山口県のN様へお届けしてきました。

2014-9-30

昨日は山口県周南市のN様のキッチンカウンターをお届けに行ってきました。
以前テーブルを遠方にお送りしたことはありますが、福岡県以外のお客様でお取付に伺うのは初めてです。

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関門海峡を越えて3時間あまり。
遠方の為、電話やメールでのやりとりとサンプルを数枚お送りしてでの打合せでしたので、
N様にお会いするのは初めてです。
いつもと違うワクワク感と秋晴れの爽快さでのドライブでした。

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お取付したのはシンプルなキッチン収納でしたが、N様ご希望のサイズやスタイルにご満足頂けました。
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お取付後、山口県名産のういろうまで持たせて頂いて、あたたかい気持ちで帰りました。
せっかくここまできたので、地元で人気のイタリアンレストランでランチまで。
なんとも贅沢な一日でした。
遠方のお客様から私たちを選んで頂けて感謝の気持ちでいっぱいです。
N様、これからもよろしくお願いします。

ミルフィーユのようなテレビボード

2014-9-17

先日、K様のご新築に合せてテレビボードを製作させて頂きました。
ブラックチェリーの濃淡がまるでミルフィーユのようで、K様のリビングにぴったりでした。
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ゲーム機やオーディオをたくさんお持ちのK様。
細かく寸法をご指定頂き、機器が入る扉は空洞にさせて頂きました。
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センターのスピーカーとアンプが入った部分は、無垢材のボーダーが内部まで続いてみえるようにガラスの棚板で存在感をなくしています。
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扉を閉めているとわかりませんが、唯一の引出にはDVDや散らかりがちな配線器具・リモコンなどがとてもすっきり収納されていました。上段の引出はソフトの背表紙を上にしてぴったり入るような高さで製作させて頂きました。
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テレビとその下の機器をつなぐ配線孔も閉めていると分からないほどすっきりしています。
↓ こちらは開けている状態
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↓ こちらが閉じている状態
配線用の穴に指を掛けて開けるしくみです。
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バックの間接照明が赤みがかったチェリーをやさしく照らしてくれて素敵でした。
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お取付後、背板にそれぞれ開けた配線用の穴が小さくて、束ねたコードを通しにくいということで、大きく開け直させて頂きました。 K様、その節はお手数をお掛けしました。
ゲーム機やオーディオなど、設置する機器が増えている傾向にあるので、このあたりは特に注意したいと思います。

築40年のH様邸、空間が出来上がってきました。

2014-9-7

7月半ばから着工しましたH様邸、家具工事は残っておりますが、ようやく空間が出来上がりました。
お母様のお好きなオレンジをポイントに、清潔感のある明るい空間になりました。
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ちなみに施工前はこのような状態でした↓
解体後の納まりをどうしようか、現調中に考えていたことが懐かしいです。
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キッチンはこのような状態でした↓
レイアウトとしては使い勝手が良さそうでしたが内部は老朽化していました。
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出窓の古いタイルも含めて、白を基調の気持ちの良いキッチンに変わりました。
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下がり壁をなくしてオープンキッチンにした為、見えてしまう家電類の置き場も考えました。
コンパクトながら無駄がなく、程よく囲まれたプライベートスペースがとても心地良いH様仕様のオリジナルキッチンになりました。
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お孫さんのお世話をしながらお仕事と趣味と急がしくされているH様。
家事の傍らダイニングテーブルで経理のお仕事をされると聞いていたので、こんなスペースを造りました。
5コの字型のキッチンは動線的には非常に使い易いですが、コーナーがどうしても使い辛い空間になってしまいます。
そこで思い切って、ダイニング側から深いワゴン収納にして、帳簿類やその他いろいろなものをテーブルに座ったままで使用できるような工夫をしました。
手前の3枚の扉は食器類などの浅い収納になっています。
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まだ完全に出来上がったわけではありませんが、現調のときのご家族のあまり期待されていない表情から一転、早く住みたいというお気持ちが伝わってきてとても嬉しく思います。
空き家の状態が長かったという築40年のこの家も、これからご家族が住まわれてもっと愛される家になることを待ち望んでいるような気がします。
収納家具の製作もあと少し、お引渡しまでしっかり愛情をかけたいと思います。

D様の家具をお取付しました。

2014-9-1

以前ご紹介しましたD様の家具たち。
(↑製作過程はこちら)

初めてD様にお会いしてから約一年を経て、昨日お取付させて頂きました。
製作させて頂いたのは、カップボードとテレビボード、大型ミラーと電話台、そしてタイルの施工などです。
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お部屋全体のアクセントカラーのバランスから、壁に馴染むようにあえて清潔感のある白(艶あり)で製作させて頂きました。
引出やアイレベルの収納の高さはもちろん、一つ一つの容量や用途などD様と何度も話し合いながら決めて頂きました。
形はシンプルですが、D様のご要望がつまったオリジナルのカップボードです。

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キッチンとは変わってテレビボードはダークトーンで製作させて頂きました。
床近くに色の重きを置き、壁面のタイルでバランスを取ることでお部屋がより広く感じます。
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一見、造りもシンプルなテレビボードに見えますが、少し仕掛けがあります。
普段リビングでテレビを見ながらメイクをされるというD様のご要望にお応えして、左サイドの収納をドレッサーとしてアレンジさせて頂きました。

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写真の通り、フタをあけるとミラーが仕込まれています。
ミラーの角度は留める位置によって自由に変えられます。
ミラーの下のラバーがストッパーになっていて、ミラーを置いたままでも自由に引出しを開閉できるような仕組みになっています。
こちらも何度も打合せをさせて頂き、製作しながらアレンジを加えました。

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お部屋を広く見せたいというD様のご要望で製作しました大きなミラーと、その横の電話台です。電話台は巾木と色合せをして白い木目で製作させて頂きました。
お部屋全体のアクセントカラーとベースカラーのバランスが程良く、心地良く感じます。

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玄関にもタイルを貼らせて頂きました。
テレビボードのタイルと同じくずいぶん悩まれましたが、シンプルモダンな空間にピッタリの組合せかと思います。
お部屋の中に異素材が入ることで、雰囲気がガラッと変わりますね。
造作家具だからできる照明やタイル、クロスなどを含めたトータルのご提案ができればと思います。

D様ご家族との楽しい打合せが終わってしまったと思うと少し寂しい気もしますが、これから家具共々、末永いお付合いをよろしくお願いします。
D様、Nちゃん、Hくん、本当に楽しい時間をありがとうございました!

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