デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

ただいま施工中です。

2025-1-28

飼い主が体調不良の間、宣伝部長のポッカが16歳になりました。

一時は危篤状態になりましたが今ではこの通り、元気に過ごしてます。
「あったかくなったら工場に出勤するよ。遊びにきてね!」(ポ)
体調が良いときは連れていきたいと思います^^

さて、昨年から製作しておりましたM様の家具たちを着々と施工中です。

こちらはドレッサーを兼ねた洗面化粧台。

 
こちらはベッドの造作です。
ヘッドボードはエレベーターに入らず。分割したくなかったので12階まで階段で荷上げしました。

 
その他の家具もこれから見違えるように彩られていきます。
今週は最後の仕上げです。
美しく仕上がるように精魂込めて頑張ります。

工場にワークスペースが出来ました。

2024-12-31

2024年も大変お世話になりました。
今年のご縁に感謝しつつ、来年もどうぞよろしくお願い致します。

ご縁と言うと、お客様とのご縁はもちろんですが、業者さんのご縁もありました。
 
寂しかった工場のシンボルツリーのアオダモ(左)を、シャラシャラ揺れるシマトネリコ(右)に植え替えていただきました。
ボリュームが欲しいなぁと願っていたところ、10月にご縁があって愛媛県のランドスケープさんに植樹をお願いしました。
お仕事のスタンスと愛情にとてもワクワク・・・自身に振返って気付かされることがたくさんありました。
10月から福岡店もスタートされるとのことで外構をお考えの方、おすすめです^^


そしてアオダモさんはどこへ行ったかというと、北側の一角に・・・。
ん?何だか開けて欲しそうなドアが付いてますね。


工場の脇に小さなワークスペースを設けました。
ベース工事は長年お世話になった大工さんにお願いしました。

 
内装は需要の高いモダンなテイストに反して、自分が好きなテイストに。
その時の見事な紅葉に触発されて、ウィリアムモリスの黄色い柳の葉柄(ウィローボウ)をセレクトしました。
床は切り株柄、天井はイエローベースの織りの壁紙です。


職人さんたちの愛情のおかげで、ワークスペースとなる一面だけ完成しました。
お客様との打合せスペースはまだまだ着手できませんが長期で手掛けていけたらと思っています。


スペースの名前は、「Yellow Willow」
設計デザインのお打合せはもちろん、製作中の家具を気軽に見に来ていただいて寛げるスペースにできたらと思っています。

2025年もいそがしくなりそうですが、ワクワクを大事に良いお仕事をしていきたいです。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

大人の書斎・寝室・クローゼット

2024-12-21

本格的に寒くなってきたので、我が家の愛犬ポッカも冬支度です。

来月で16歳。頑張りますよ~。

さて、長期で計画しておりましたY様の個室のリノベーションをご紹介します。
書籍や衣類が多く、集中して休める個室に・・・ということで今では懐かしく感じるファーストプランでした ↓

お部屋の中でステップを作って囲われた寝室と窓辺で集中できる書斎、手前側にクローゼットという計画でした。
懐かしさと未熟で恥ずかしもあるプランです^^;

その後、マンケイブ(man cave)プランに進展しました。
マンケイブとは、男の隠れ家や秘密基地といった意味合いでYさん留学先のイギリスで人気なのだそうです。
そのワードにヒントを得て、こもる部屋を意識してみました。


ベッドと寝室は壁面に、デスクや書棚・ベンチを中央に配置してグルリと周ることができるプランです。
あなぐら感のあるベンチと集中できる書斎がポイントでしたが・・・
エアコンの効きやお掃除のし辛さなどの難点もあり、再考させていただきました。


ベッドを中央に配置して周辺の収納の書斎、クローゼットをしっかり充実させるプランです。
大人のシックな色合いで素敵に仕上げたいと思います。

写真には無いガラスやタイルなど、異素材も加えてメンバーが揃いました。


工事はいつもお世話になっている西日本住設(株)さん。


クローゼットは一枚の大きなガラス扉が左右に行き来する予定です。

当初からするとシンプルにまとまったプランになりました。
その分、施工精度が物を言うのでしっかりと家具を納めていきたいと思います。
Yさん、Tさん、年をまたいでしまいますが、どうぞ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
引き続き、よろしくお願い致します!

ラグジュアリーなクローゼット

2024-11-27

先日、S様のクローゼットを製作させていただきました。
正面に梁、左側面にエアコンのあるお部屋の一面にご希望でした。
現地のお写真を先に送っていただいてご提案をさせていただきました。


上の2つは隠す収納、下は見える(見せる)収納です。
どちらも良い面がありますが、間接照明でお部屋全体を演出できるという点で下のプランで具体化させていただきました。


製作期間を経て、設置の日です。
まずは電気配線等行っていきます。


箱状では搬入できないので、パネルを現地で組み立てて設置していきます。


一つ一つが大きいですが、ピッタリ納めていきます。


電気配線は見えない部分に集約して間接照明が点灯しました。


ガラスの反射で上手に撮影が出来ませんでしたが、完成しました。


スリムで存在感のないガラス扉は開口を最大限活用できます。


時計やアクセサリーを収納できる場所をということで、最上段の引出しが上から見えるように設えました。

 
左は時計専用のケース、右は仕切りが移動できるフレキシブルな収納です。


縦の仕切りは厚さ1mmのスチール製、横はウォールナットの板側面にマグネットが付いていて、倒れることなく前後にずらすことが出来ます。


ガラス扉を一旦開けて引出す所作にはなりますが、何とも言えない特別感があります。


右の足元には靴のケースを2段収納していただく想定です。
棚下は影になりがちですが、こうしてライトアップされると大切なアイテムがディスプレイにもなります。


厳かで凛とした佇まいです。
毎日がスペシャルになりそうですね^^
S様、この度はお声掛けいただきありがとうございました。
家具共々、末永くよろしくお願い致します。

洗濯機周りの収納

2024-11-13

先月、Kさまの洗濯機買替えに合わせて壁面収納を造作させて頂きました。

こちらは以前の洗濯機です。
ミーレの洗濯機に合わせてしっかり造り込まれてありましたが、新しい洗濯機に合わせて周囲の家具も使い易く刷新しましょうということで色々とご提案させて頂きました。


こちらは解体後です。


以前とは違う、ゲート状の家具を設置しました。
全面フラットでスッキリしていますが、それぞれ機能が充実しています。


まず手前の収納。
洗剤のストックや細々したものが両サイドから良く見えて取出し易くなりました。
引出しだと高い位置は見えにくいし、開き扉だと奥の物が取り出しにくい。
そんな難点を一気に解消する収納です。


洗濯機のすぐ横はオシャレに隠せる洗濯カゴをビルトイン。
浴室に入る前に脱衣を入れられて、これ以上なくスムーズな動線です。


そして下着やパジャマなど、細かに仕分けができる小引出しを5段。
セルフクローズ式で指1本でもスーッと閉まるので、以前より開閉が随分楽になりました。


左下は給排水が隠されています。
洗濯機周りは、ホースや給水が丸見えになることもお悩み上位に上げられます。
美しく隠せて無駄な隙間がないと見た目も随分変わりそうです。
一旦、この状態で洗濯機を入れて頂いて後日、洗濯機上にオープン棚を設置致しました。


ウォームグレーのアクセントになるオープン棚です。
洗濯機にとても接近しているように見えますが・・・


ご主人様が一番こだわられた部分です。
1ヵ月に1回、洗剤を投入するときは手前と奥それぞれの棚が外せるようになっています。


どうしてもビルトイン洗濯機のように見せたかったとのことで、工夫させて頂きました。


洗濯機は普通は隠しておきたい場所だと思いますが、リビングから扉を開けて眺めていたい場所になりました。
作業の場所が心地良いと毎日の気持ちが違ってきそうです。
我が家もいつか刷新したい・・・

K様、この度は大変お世話になりました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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