デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

学校道具がきれいに納まるリビング収納

2024-5-29

Oさまのリビングにテレビボードを兼ねた壁面収納を製作させて頂きました。
きっかけは下のお子様の小学校ご入学。
3人姉妹さんのランドセルや道具類の居場所がスッキリできればということでした。


大きな梁の出っ張りが目立つ壁。
壁の面積はたくさんあるので、上手に活かしていきたいと思います。
お子様の学校道具や思い出の大事な物の居場所など、入念に打合せをさせて頂きました。


お子様のご入学を過ぎてしまいましたが、いよいよ施工の日です。
テレビの同軸ケーブルやコンセントの移設や増設のために壁を開口していきます。


先に吊戸棚を付けました。
梁の底面にぴったり合わせているので以前より凹凸が気にならなくなりました。
吊戸棚下に間接照明のダウライトを仕込んでいます。


下台も取付きました。
低い収納はテレビボード、手前の高い収納がお子様専用の学校道具収納になります。


ご主人様に即決して頂いたタイルを貼って、完成しました。


ナチュラルな雰囲気に合わせて、優しい雰囲気のリビング収納です。
爽やかな風が吹いているような清々しさを感じます。


早速ランドセルを入れて頂きました^^
おさがりが出来ない年齢差だと道具類も全て3つ。
ランドセル、習字道具、絵具、裁縫道具、プールバッグなど・・・キリがない程たくさんあって大変です。
重宝して頂けると嬉しいです。
小学生の間はフルに使って頂いて、お子さまの成長と共にバスケットを入れたり他の収納にも応用が利きそうです。


ちょっとした小棚・・・と思いきや、棚の下にはペーパーレール。
書類が減ってきたといえど、学校からのお知らせや忘れてはいけない大事なメモなど気軽に掲示できて便利です。
下からスッと挟んで、軽く引っ張ると抜けます。
写真は素敵な塗り絵をお借りしました^^


Oさまのリビングだけに合う、ご家族だけのリビング収納。
施工中もお子様達にたくさん参加して頂けて楽しい時間でした。
長女さんに「良いコンビやね~」と褒められて照れくさい一日でした^^;

ご家族の皆さま、この度は大変お世話になりました。
これからも末永くお付き合いをよろしくお願い致します!

機能性とデザイン、どこにもない受付家具

2024-5-22

数年前に住宅の家具でお世話になったS様より、診療所の受付を作れますか?とご相談頂きました。
自動精算機の設置がきっかけでしたが、輸入住宅でクラシックなお部屋に合わせて素敵な雰囲気にされたいとのことでした。

 
今までは、165㎝のクラシックなテーブルにパソコン2台とプリンターを置かれていました。
同じサイズのままで自動精算機を乗せるととても窮屈で作業が難しい状態です。
足元が見えるテーブルなので床置きの配線機器を別の家具で隠すしかなく・・・何とかしたいと思います。

患者さんから足元や手元が隠れて且つ、デスク周りもスッキリと。
収納スペースと配線を隠すとなるとある程度のサイズが必要になりそうです。

左が以前の配置、右のようにL型でスタッフの方が二人座られても椅子が当たらないようにご提案させて頂きました。
何度もやりとりをさせて頂いて、このレイアウトに行き付きました。

患者さんからはお部屋のイメージに合わせた雰囲気に、スタッフさんからは機能的で明るく清潔感のある雰囲気に。
もちろん配線ルートも対策して、いざ製作です。
製作開始まで随分お待たせしました。

 
こちらは塗装前です。形になると私達もテンションが上がります。
コーナーは通常デッドスペースになりがちですが、貴重なスペースです。
ここに配線機器を集約する予定です。

※余談ですが、工場に隠れポッカが2ヶ所潜んでいます
(エアコンを使わない時だけ見えるダクトカバー・・・本当に余談でした^^;)


そしていよいよ設置の日。
塗装前とは別人のようです^^
搬入経路や将来的なことを考慮して分割して製作しました。


それぞれに置かれた機器からの配線がコーナーに集まる予定です。


完成しました。
どちらも患者さんから手元が見えにくい設計ですが、それぞれ意味のある高さになっています。
以前と比べてかなり大きな面積を占めていますが、むしろ以前よりスッキリ広く感じます。

 
一番動線が交わりやすい部分をアールにしたので、見た目の印象もやさしくなりました。


こちらはスタッフさんからの景色です。
引出しの数、作業台の広さ、見えない配線、どれも以前から随分改善されました。
院長先生を通してスタッフさんのご意見をお伝え頂いたおかげで、快適な空間が実現しました。
スタッフさんの居心地が良いと患者さんにも伝わって増々良い気が流れそうです^^


こちらは自動精算機設置後です。
院長先生が写真を送って頂きました。本当にスッキリ、シャキッとして素敵です^^
この自動精算機を囲うカバーも製作しました。
もちろん配線が見えにくいしくみになっています。


診察室へ行くドアと調色しているので、まるで新築時からのように違和感なく溶け込んでいます。
左のカウンターは診察券を出しやすく圧迫感の無い高さ、右のカウンターは近くを通る患者さんから見えにくい高さ。
用途に合わせての高さ設定でしたが、一緒にするより空間に変化が生まれて良い結果になりました。

設置を終えて、スタッフの方がわざわざ外まで感想を伝えに来てくださって、逆に私たちが感動しました。
こちらこそ昨年から随分お待たせしたにも関わらず快くご対応頂き、本当にありがとうございました。

行橋市のさかき矯正小児歯科の皆さま、大変お世話になりました。
ますますのご清栄をお祈りしております。

リビング収納を兼ねたテレビボード

2024-5-11

新緑がまぶしい季節ですね。
木漏れ日を浴びた新芽が瑞々しい、一年で一番好きな季節です。
マイナスイオンのシャワーを浴びて、森の精霊にも会ってきました(気がします)
  

さて、先月お届けしましたSさまのリビング収納兼テレビボードをご紹介させて頂きます。
ご出産を機に、リビングに足りていない収納を確保しつつ、テレビを置ければということでご要望を聞かせて頂きました。

設置場所はこちら。
当初は左側の深い壁に合わせて押入のような収納を・・・というご要望でしたが、面積はあっても出し入れし辛い収納より使える収納をお勧めしました。


お子様のオムツやおもちゃ何でもザックリ整理できるよう、幅・奥行き・高さ共にニトリのボックスが無駄なく入る寸法設定です。
収納内部の配線ルートなど、扉を閉めると分からない部分をこだわって頂きました。


いつものように、ピッタリ設置していきます。


天板にこんな加工が・・・。


テレビの側面がさりげなく仕切れるよう格子を設置していきます。
格子だけを見せたかったので、こんな加工をしていました。


目隠しまでにはなりませんが、格子があることでほんの少し印象が変わります。


施工中、ずっと監督をしてくれていた猫ちゃんもご機嫌の様子^^
スッキリ納まりました。


到着したときも帰るときも、こんな風に見届けてくれて何とも癒された時間でした。
Sさま、この度は本当にありがとうございました。

 

ナチュラルモダンなカップボード

2024-4-19

引き続き、Bさまのカップボードのご紹介です。
初回の打ち合わせで、置かれる家電やご要望をお伺いしていくつかフォルムを作ってみました。

その後、冷蔵庫上も吊戸棚を繋げて・・・等のご要望を頂きつつ、その後現地でサンプルをご覧頂いて素材が決まっていきました。

そして、お届けの日。
元々、冷蔵庫は手前に置く想定でコンセントが配置されていたので、あちこち配線が必要でした。


本体が取付いて、間接照明も結線されました。
このくらいからテンションが上がっていきます^^


今回、初めて使用する和細工という名前のエコカラット。
和の風合いですが、藁のような模様が入ったニュアンスカラーでご主人がビビッときたタイルでした。
縦に入ったベージュのラインが、キッチンの扉とリンクして良い感じに仕上がりそうです。


完成しました。
ふんわり優しい印象のカップボードです。
吊戸棚は隣のパントリーに色合わせして壁化することで、圧迫感が解消されています。


予め、キッチン扉材の型番を伺えていたので素材を合わせることが出来ました。
違うところはキッチンは黒いアルミのライン引手ですが、カップボードはベージュの掘り込みに。


引手に黒が入ると周囲の素材が負けてしまうので、ベージュにして正解でした。
微妙な色も指定しています。


収納も充実しています。
ゴミ箱が無駄なく2つ入って、引出しがソフトクローズでゆっくり閉まるので、ゴミ箱だけを置いておくよりも出し入れがとても楽です。


ホットプレートが入る高さの引出しも設計通りで気持ちが良いです。


テーブル越しに見えるカップボードも本当に素敵でした。
当初は全部白でも・・・というお話しでしたが、シンプル過ぎずしつらえ過ぎず、
Bさまファミリーらしい明るく優しい空間になった気がします。

Bさま、昨年から楽しい時間をありがとうございました。
これからも末永くお付き合いをよろしくお願い致します!

デスクを兼ねた壁面書棚

2024-4-19

引き続き、Bさまのデスクを兼ねた書棚をご紹介します。

リビングに入ってすぐの一角に書棚を設置していきます。


既にマンションをお引渡し後の工事になるので、電気配線は極力現場施工を少なくするために予め準備しています。


デスクと座った時に目線の高さになる書棚を設置しました。
通常の書棚ですと、こんなに電気配線をすることはないのですが、今回はデスク上のライトやスイッチ、コンセント類を増設しています。
デスク下の支えになっているパネルは、しっかり天板を支えつつ、脚元の邪魔にならない形状になっています。


天井まで取付きました。
ここまで埋め尽くされると圧巻の迫力です^^


後日、お伺いするとこんなに素敵に使って頂いていました。
書棚は本の背表紙がデザインになるので、出来上がり直後よりも断然!今の方が素敵です。


左右に設けたスイッチが3路スイッチになっていて、吊戸棚下の照明を左右で入り切りできます。
デスク上と目線の書物もライトアップされて良い感じです。


手元のコンセント他に、スイッチとUSBポートもご用意。
スマホ用のタイプCとipad用のタイプAの受け口を設けました。
ダイレクトに差せてデスク上がスッキリしそうです。


上部の吊戸棚はA4が縦に入るサイズ設計になっていますが、四六判や単行本などA4以外のサイズが比較的多いとのことで、ちょっとした工夫がされています。
写真で分かるでしょうか。
背表紙が奥と手前で見えたら取出し易いのでは?というご主人のアイデアで、奥行きの浅い可動棚もご用意させて頂きました。
上から4番目の写真で分かりますが、右半分に棚を受けるレールが3本入っているのはそのためです。
なるほど、こんな使い方もありますね^^勉強になりました。


扉がある書棚もストックとしては便利ですが、やはりこうして背表紙が見えている方が垢抜けていて読む機会も増えます。
お子様が小さいうちは特に、オープン書棚をお勧めしたいです。
(我が子の反省も含めて・・・です)

天井いっぱいの書棚は、ご主人様の念願だったそうでお役に立てて本当に嬉しいです。
大容量の書棚とその場所で読めるデスクがあるだけでも理想ですが、それがリビングの一角にあるとライフスタイルが変わってきそうです。
電子化しつつある本ですが、こうして手に取る本は特別な気がします。
本が身近にある生活。
素敵です!

 

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