デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

コーナーテレビ台とリビング収納

2016-7-14

4月にY様とお会いしてから数回、お打合せを重ね、ただいまカップボードとリビングボードを製作中です。
どちらもY様がお持ちの機器を収納できるスペースと、ご家族の住まい方を最優先にプランをさせて頂きました。

特にリビングボードに関しては、最初はまだ特別ご要望を頂かなかったので初回のラフプランはこんな感じでした ↓
リビングボード
それから少しずつ、具体的なご要望を頂いて、タイルを含めて何度もお打合せをさせて頂きました。
そしてこんな形で製作させて頂くことになりました ↓
リビングボード実施図面
初回のプランと全く違う形ですが、他にないY様だけのご要望が詰まった家具になりそうで楽しみです^^

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現地で実寸法をテーピング?させて頂きました。
無垢材と化粧板の色合わせも済み、あとはイメージ通り製作させて頂きます。

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無垢材を固めているところです。

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こちらはコーナー部分の天板になります。

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そして、コーナー部分の扉も出来ました。
テレビの下のこの部分に、お掃除ロボットが入ります。
扉のボーダーは毎回その家具に合った隙き具合で製作しています。

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全貌が見えてきました。
Yさん、工場へのお越しをお待ちしております!

余談ですが、最近増築しかけの工場へたくさんのお客様が来られます。
殿様バッタ、ヘビ、つばめ、カエル、ムカデ、カマキリ・・・・・
皆さん結構なサイズです^^;
忙しくてなかなか工場に手を付けられず塀もボロボロですが、小さな応援団のもとがんばっております。今年中にはなんとかしたいものですが。
まずはこの暑い夏を乗り切るべく、早朝スタートのサマータイムを始めました。
カエルさん、だからなるべく邪魔しないでね~。
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ステンレスと天然木の玄関収納

2016-7-2

先日ご紹介させて頂きましたF様の造作家具。
最後は玄関周りの収納です。
玄関を入ってすぐ右側に温水器を組込まれたために収納が全くない状態でご相談を頂きました。
給湯器

螺旋階段奥の温水器。
玄関の照明は縦に置かれたライン照明のみで、暗さも問題でした。

玄関施工前

玄関入ってすぐ左はコンクリートの壁。
玄関の袖扉や天井にセンサーが付いているので間口いっぱいの収納は設けられませんが、ベビーカーや掃除機など収納されたいものはたくさんありました。

玄関収納②
そこで、上のような形でご提案をさせて頂きました。
玄関ドアからすぐは奥行きが深い収納を設けられないので棚だけ伸ばし、ベビーカーなどを置くためにあえてオープンに。
木の棚だと重たい感じがするので、コンクリートの壁に合う薄い5mmのステンレスで天然木の中にスパーっと流れを通してはどうかと思いました。

温水器側はむき出しになっていた照明を床に組込ませて下からのアッパーライトに。それだけでは照度が足りないので、下駄箱側にも配線を通すことにしました。木造ですと簡単に配線ができるのですが、コンクリート造の壁は電源をもってくるだけでも大掛かりになります。
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温水器側に照明のためのボックスを埋め込み、
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下駄箱側に配線をするために床のタイルをはつり、
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配管を通していきます。
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そして一つ一つ、振動ドリルでコンクリートの壁に収納を取付けていきます。かなりの騒音ですが、CちゃんとPちゃんはすやすや眠っていてくれて助かりました。

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ようやく取り付きましたチェリーの玄関収納です。

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玄関を入って最初に目に付くステンレス棚。
斜めのラインが奥行きを感じさせてくれます。

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何も置かなくても明りだけでアクセントになります。

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後日お伺いすると、本当にすっきりに収納されていて嬉しかったです^^

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温水器側もチェリーの突き板で囲いました。
アッパーライトが幻想的です。

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靴をはいたときに見える姿見をご希望でしたので扉裏にミラーを付けました。

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手前の玄関収納は同じチェリーでも板目の突き板、温水器側は柾目の突き板でさりげない変化が楽しめます。

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今はまだ明るいチェリーですが、日に日に赤みを増してよりコンクリートの壁に生える質感になるかと思います。
F様ご家族といっしょにより味わい深く歴史を刻めていけたら嬉しく思います。

F様、搬入時やいろいろとありがとうございました!
またこれからも引き続きよろしくお願いします。

20cmの省スペース収納

2016-6-22

更新が毎回遅れております(汗)
先日お取付けしましたF様の脱衣室収納をご紹介させて頂きます。

F様の洗面所はトイレ・洗面器・洗濯機が並列されていて脱衣場も兼ねた空間ですが、収納場所は化粧品や洗剤などを収納する吊戸棚しかなく、浴室手前に置かれた既製品のオープン棚がタオル置き場になっていました。
洗面
タオルを収納できる家具をゆっくり造りたいところですが、取付けられる場所は浴室入口横の壁のみ。そして浴室ドアとの距離はわずか17.5cm。
こちらもずいぶん悩みましたが、こんな形でご提案させて頂きました。

洗面収納
現地ではタオルを筒状に丸めた状態でオープン棚に並べて頂こうかと思いましたが、いつも見えているのも煩雑としてしまいます。
効率良く隠せてホテルのような雰囲気にできればと思い、完成しました。
洗面1
扉を閉めていると一見なんの収納か分かりませんが・・・

洗面2
扉を前に倒すと中はこんな収納になっています。
これ、本来はシューズクローク用の金物なのですが、中仕切りがあるので脱衣室にあると便利な下着収納にも利用できます。
中仕切りを外してバスタオルを重ねて収納しても良さそうです。

苦肉の策でしたが難しい条件がないと発想も生まれてこないので、お声掛け頂いたF様に感謝です。
コンクリート造で取付けも簡単にはいきませんが、普段と少し違う環境が新鮮で楽しくお仕事させて頂いています。

螺旋階段よりワントーン明るいチェリー柄のメラミンでしたが、次はチェリーの突き板で玄関収納をお届けします^^

螺旋階段まわりの収納が完成しました。

2016-6-10

前回ご紹介させて頂きました、F様の螺旋階段収納。
ようやく取付きました。(少々長くなりそうです^^;)
まずは製作段階から・・・
骨組み
こちらはカーブの骨組みです↑ 現場で取った型紙に合わせたカーブで製作しています。
型枠
こちらは仕上げ材を貼るための型枠です↑
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背板を付けていない状態でのフレームができました↑ 
弧を描きながらの階段・・・緻密な作業が続きます。
階段1
そうしてようやく搬入第一段階です。
まずは高さ1.8mから螺旋階段を上げていきます。大変でした^^;
階段2
一つ一つ、階段まわりを囲っていきます。
 階段3
第一段階終了。半分囲われただけでも雰囲気があります。
次回は大物高さ2.4mを2台。入らなかったらどうしよう・・・

数日後、やはり階段からは入らず(汗)2階のバルコニーから電気屋さんとF様にもお手伝い頂きなんとか入りました。本当に感謝です!
そしてついに完成しました。
階段5
階段を上がって最初の収納です。
キッチンとリビングを仕切る階段と、それをつないで奥へいざなうような家具の存在が視覚的におもしろく、シンボルタワーのようです。

階段4
心配していた階段との取り合い。ぴったりでした。
大きなフラワーベースやオブジェを置いても映えそうです^^

階段6
あまりに大きくて近距離では写真に納まらなかったので、下からのアングルです。上がるまでの高揚感は言うまでもありません。

視覚的なことだけではなく、エアコンの利きや収納量、落下防止など利便性や安全性も兼ねた螺旋階段まわりの収納。
私たちも設置してみるまで正直なところ不安もありましたが、作業後半からエアコンも良く利いて少しずつ空間に馴染んでいく家具を見て安心しました。

F様の造作家具、続編もまたご紹介させて頂きます^^

螺旋階段まわりに収納を・・・

2016-5-26

先月、Fさまよりお問合せを頂きました。
玄関、洗面の収納家具と螺旋階段まわりに落下防止の造作壁を・・・というご要望で早速お伺いさせて頂きました。
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一番明るく居心地の良いはずの2階のLDKですが、つかまり立ちを始めたCちゃんには危なくて食事以外は居られないとのことでした。
夏のエアコンも冷気が下へいってしまうので、エアコン対策と落下防止を兼ねた高い壁がご要望でした。

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単に円弧上なだけではなくキッチンへ上がる階段もあり、非常に難易度の高い案件にしばらく沈黙の時間を頂きました^^;
考えよう。答えはある・・・。

少し視野を広げてみると、建物自体が弓形のような形状で、外の自然を部屋内と同じように感じられる大変素晴らしい空間でした。
ただ全面ガラス貼りとカーブの壁のため、収納スペースが無く、キッチンの家電置き場にも悩んでいらっしゃいました。

そこで、落下防止とエアコン対策 + 収納棚 を兼ねた家具をご提案させて頂きました。かなりの存在感にはなりますが、シンボルタワーのようでおもしろい空間になるような気がします。
無題
全部で4分割の収納棚と落下防止を兼ねたドア。高い壁で覆われるので、採光と夜間の照明も必要です。
階段周り②

特殊な形状なので、ベニヤで型紙をとらせて頂きました。
実寸で細かくあたると図面では気付かないところも出てきます。
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さあ、うまく納まるでしょうか。
これから製作に入ります。
他称ピッタリ王子の職人高瀬、腕の見せ所です^^

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