デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

壁化した壁面収納

2022-8-11

連日の猛暑とコロナの拡大で気が抜けない日々、正念場ですね。
頑張っている方々の為にもいつも以上に気を付けて過ごしたいと思います。

ポッカも一緒にこの夏を乗り切ろうね。

さて、先月施工致しましたS様の壁面収納をご紹介させて頂きます。
まずはリビングの収納から。

施工以前の写真を撮り忘れてしまい、施工当日です^^;
グレーの壁一面に大容量の壁面収納を取付けていきます。


収納量と別に、手前のコンセントにむき出しになった配線類もお悩みの種でした。


コンセントを家具の内部に増設して、配線類を収納内に取り込む計画です。
正面の壁に梁がありますが、窓側の壁にも段違いで下がり壁があります。
どちらも無駄がないよう隙間なく埋めていきます。


本体が取付きました。
収納量がかなり期待できそうです。


扉が付きました。両サイドを開けた状態、


中央を開けた状態、


全て閉めた状態です。
ソフトクローズ式の引戸でストレスなく開閉できます。


正面の梁と側面の下がり壁も形状に合わせてピッタリ納まりました。

  
頻度の少ないプリンター兼FAXも配線ごと格納できました。
底面に引戸のレールが見えない吊戸なので、ゴミが溜まることなくスッキリ見えます。
予定されていた物が全て納まると良いですが、重宝して頂けると嬉しいです。


そして玄関ホールの一角にも壁のように見える収納を設置しました。
三角の巾木を置いている部分にディスプレイを兼ねた収納を設けます。


天井いっぱいに本体を設置しました。
中間の空いている部分がディスプレイスペースになります。


収納内部は変形のホームベース型です。
扉の納まり上こんな形になりましたが、飾られる予定のブリザーブドフラワーがおそらく入る予定で・・・


入りました!
スペース的にこれ以上ないジャストサイズのディスプレイコーナーになりました。
主役が映えるよう、内部を敢えて黒ではなくダークグレーにして正解でした。
玄関に入って一際目を引くコーナーです。
上下の扉、中央のガラスともに開き扉で開けられるしくみになっています。

  
上下は収納になっていて、扉を閉めた状態が一番美しく見えるよう鋭角のつくりになっています。
下の収納内部には掃除機のバッテリー充電用の電源と、収納外部には表で使えるコンセントを設けています。
シンプルですが、オーダー家具ならではの難しい納まりでした。

オンとオフの気持ちが切り替わる大事な玄関。
帰宅時に気持ちが和らぐ場所でもあるし、一日のスタートに気合を入れる場所でもあると思います。
そんな送り迎えのシーンがより心地良い時間になると嬉しいです^^
S様、この度はご依頼頂きありがとうございました。

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