デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

秋の夜長にゆったりと。

2012-10-16

一昨日、N様宅にようやくユニットバスが取付きました^^

以前は段差のある入口と、狭く深い浴槽でしたが・・・↓

解体後、こんな状態になり・・・↓

広いユニットバスが完成しました ↓

車椅子でも出入りできる段差のない広い入口と広い浴槽。
実際は、解体後の配管や土間コンクリートなどの下準備が必要なため、
着工から5日目に完成しました。
フローリングはこれからですが、早速昨日から入浴して頂いています。
入り心地はいかがでしたでしょうか~?


気持ち良さそうなお風呂だね。
ねぇねぇ、そろそろボクのこと洗ってよ。
現場監督さんにボクの体、ラーメンの匂いがするって言われたんだから!
ねぇ、聞いてる?

高)はいはい、もうちょっと待っててね^^;

監督チェック

2012-10-12

着工初日、無事に解体が終わりました^^
騒音と埃にまみれるこの日、オーナー様やご近所に一番気を遣います。
ご協力ありがとうございました。

    ←解体前です。
  ←浴室の解体は大変な作業です。
  ←こんな状態になりました。

そして解体後の大事な墨出しです。
仕上げの壁や建具の位置を、墨壺という道具を使って正確に印をつけていきます。

「ちょっと待って!」
「 あ、監督おつかれさまです。」
 
監督  :  「こういうのは私がやらなきゃ。そこ、しっかり持って!」
高瀬  :   「は、はい。」
監督  :  「スケール使うの得意なんだから。 やっぱり私がいないとダメね。」
高瀬  :  「えぇっと。もうそろそろ危ないのでおやつにされてはいかがかと・・・。」


「ねぇねぇ、大丈夫?ボクがおやつ付き合うよ。」

 

使いづらい収納

2012-10-9

N様宅のリフォームのきっかけは、
お祖母様を介護するための段差のないユニットバスとフローリングにしたいということでした。

伺ってみますと、とても使いづらそうな場所がいくつか・・・。
既存平面図(PDFファイルです)
グレーの部分の収納を改善したいと思います。
<奥に横広い押入>
布団の出入がしづらく、布団以外の物は手前の物を全部出さないと奥の物が取れない状態です。
<玄関ホールの奥行きがあり過ぎる収納>
こちらも奥のものを出入れするとき、かき分けていかないとたどり着きません。

そこでこんなレイアウトをご提案させて頂きました。
計画平面図(PDFファイルです)
押入とホールの収納を狭くして、洗面室の収納を広げます。
ホールの収納は、梅酒やお米、保存食専用です。
狭くはなりますが、棚板がたくさんあるとかなりの収納量になり、開けたときに一目瞭然、
食材を選ぶのが楽しくなりそうです^^
洗面室のオープンクローゼットは、タオルや洗剤、掃除機やヒーター等季節外のものが
たくさん収納できます。

以前は食品と家電等を一緒に収納されていましたが、梅酒や保存食をたくさん楽しまれるN様なので、こんなレイアウトになりました。
洗面室のイメージはこんな感じです。
イメージ(PDFファイルです)

介護される方はもちろんですが、介護する方のストレスを少なくして、毎日を元気に過ごせる空間にしたいと思います。

今日から着工、頑張ります^^

 

小さなコンシェルジュ

2012-10-7

先日、H様宅の洗面室をリフォームさせて頂きました。

収納はたくさんあるものの使いづらく、別に大きな収納家具を置かれていたため
広い洗面室が窮屈に感じました。
吊戸棚や既存のものを利用して、工事は最小限にということでしたので・・・。

 
吊戸棚の扉だけお取替して、古くなった部分にはシートを貼りました。
↑  30年以上の熟練クロス職人のご夫婦です。熱い現場でした^^


↑  ぴったり王子の出番。 既存に隙間なく合せます。


ぴったり納まりました。タオル、下着、パジャマ等たっぷり収納できます。
下の引出しはお孫さん専用でしょうか?^^

 
ついでに以前から気になっていたポストを塞いで欲しいとリクエストを頂きました。
表玄関と間違えて郵便物が入らないようにと、少し遊び心が欲しいとのことでした。


そこで、愛猫さんとお孫さんをイメージしてイラストを描いてみました。
  「The front door is over there. 」 表玄関はあちらです。
辞書で調べ たので合ってるでしょう・・・^^

郵便屋さん、間違えないでくださいね。 
二人が仲良く案内してくれてますから。

思い出いっぱい

2012-9-28

30数年、ご家族を送り出しては迎え入れていたH様宅の玄関ドア。
何度か塗り直されていたそうですが、雨風や強い日差しで修復がむずかしく
なってきたため、お取替えすることになりました。

個人的には趣ある木製のドアがとても好きでしたが、年月が経つと
どうしても 老朽化は避けられません。
どうせお取替えするならということで、お孫さまにも出入りや開閉がし易く
開口幅の広い3枚の引戸を採用させて頂きました。
 
扉を開けたときに2枚分の開口幅が取れるので、開けっ放しのままゆったり出入りができます。
扉の色も赤みのある外壁タイルにしっくり馴染みました。
ボリュームのある装飾枠がより高級感を感じさせてくれます。

「あ~、俺たちの務めはもう終わったなぁ。」

ん?どこからともなく声が・・・。

「ええ、もうくたくたよ。ゆっくり休みましょう。」

「そうだな。 しかし、アイツかっこいいよなぁ・・・zzz」

ささやき声はさっき外して置いておいたドアたちでした。

長い間、本当におつかれさまでした。

でもどことなく嬉しそう。

思い出いっぱいの夢を見てお昼寝してるようでした ^ ^

 

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