デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

クラシックモダンな壁面収納 

2025-12-31

あっという間に年の瀬です。
今年はリピートして下さるお客様からのお声掛けが多く、本当にじんわりと嬉しく有難い一年でした。
この場を借りて感謝申し上げます。

昨日はO様の家具をお届けしました。
今年最後にご紹介させていただきます。
ご家族皆さまが利用できる書棚とカウンター収納をご希望でした。

普通の書棚ではないクラシックモダンな雰囲気の家具が既製品にはなく、デザインコンパスにお声掛けいただきました。
天井まで本が見える造り付けの収納と、窓面に動かせる腰高の収納です。
ご提案段階ではライトグレーで着色していましたが、O様のご希望でブラウン寄りの濃いグレーで製作することになりました。

 
写真はモールディング(廻り縁や天板の飾り)を本体からどのくらい出す?の打合せをしている写真です。
フラットでシンプルな家具よりも、細かい部分の納め方が大事になってきます。


設置当日。
窓側の下がり壁とコンセントをかわした位置から洋室ドア枠までに納めます。


ダイニングから見える側面にも化粧枠で雰囲気良く製作しています。


設置を終えました。
グレー具合が床や建具の色調と合っていて、O様さすがのセレクトでした。


モールディングの出具合もバランス良く仕上がりました。
化粧部分はエナメル塗装ですが、天面は同じ色のメラミンを使用しているので傷の心配が少ないです。


翌日、お写真を送っていただきました。
設置直後よりも本が入った方が何倍も素敵に見えますね^^
棚の高さもお手持ちの本のサイズに合わせて細かく設定したことで、無駄なくスッキリ見えます。
本が全部入るか心配でしたが、むしろ少し余裕があるそうで安心しました。
喜んでいただけて嬉しい限りです。

今年一年、大変お世話になりました。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

ダイニングに多目的なカウンターテーブル

2025-12-9

最近の愛犬ポッカ、床を舐める癖で口周りの炎症が治らないのでついにカラーをすることにしました。
嫌がるだろうな~、可哀そうだけどゴメンね。の飼い主の気持ちと裏腹に・・・

まんざらでもない様子。それどころか2日目にはメガホンのようにして平然と床を舐めだしました。
どなたか防止法をご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。

さて、先日Wさまのダイニング壁面に多目的なカウンターテーブルを設置させていただきました。

ダイニングは食事をする場所の他に、宿題をしたり雑用をしたり・・・。
リビングよりも過ごす時間が長いという方も多いかもしれません。
Wさまのダイニング壁面は2.8m超。
既製品に無いサイズなので、デスクや収納を買い足して置かれていました。

ダイニングはお子様の成長と共に3年、5年周期で過ごし方が変わる場所です。
勉強机だけではなく、大人のデスクワークや家事デスクとしても利用できると良いですね。


まずは凹凸なくカウンターを一枚通してスッキリ広く見せること。
そして既存のオレンジ色が強い床や窓台と、グレージュ系木目の天井と上手く調和させること。
を念頭にご提案させていただきました。


いよいよ施工の日。
分割した本体を設置していきます。


2.8mの天板もなんとか階段で上げられました。
継ぎ目がないだけで美しく見えます。


完成しました。
天井やペンダントライトとテイストがピッタリの雰囲気のある壁面収納です。


ガラス扉の前までカウンターが繋がって気持ちが良いです。


お手持ちのダイニングチェアやドライフラワー、時計までピッタリで絵になります。


ガラス扉の書棚は教科書が入っても取扱説明書が入っても何でもアリだと思います。
絵になる洋書を入れて素敵に・・・も良いですが、是非毎日開け閉めするくらい活用できて気楽な場所にしていただきたいです。
窓辺の特等席。デスクの下はワンちゃんの特等席になるかもしれませんがそれも良いですね^^


洗面室も造作させていただきました。
洗面横に空いたスペース。既製品で調度良いものがなく2年程ワゴンを置いて利用されていました。


ここにピッタリの引出し収納。
洗面扉とどうぜ色が合わないなら少し柄のあるものでも・・・ということで良いアクセントになりました。


深過ぎる収納はかえって使い辛いこともあります。
棚板を控えて、扉裏にポケットを設けました。
ファブリーズ、化粧品ボトル、整髪料・・・背が高くて邪魔になるものにお勧めです。


三面鏡をギリギリかわすタオル掛け。
今まで台の上に畳んで置かれていたものを掛けられるだけでストレスが軽減されそうです。


ご家族それぞれの下着やパジャマがゆっくり入る引出し。
奥行き目一杯使える大容量収納です。


グレージュ系で違和感なくまとまりました。
ピッタリ、スッキリ、気持ちが良いです。

ダイニングと一緒に、たくさん可愛がっていただけると嬉しいです。
Wさん、この度は楽しい時間をありがとうございました。
家具共々これからもよろしくお願いいたします。

ナチュラルテイストのリビング壁面収納

2025-11-24

3年前に初めてカップボードを施工させていただいたT様。
 

その一年後に洗面室も施工させていただきました。
 
木目やタイル、ハンドルを統一して、爽やかで清々しいナチュラルテイストに。

そして、今回はリビングの壁面収納でご相談いただきました。

リビングの壁面には細長い3つの窓があり、収納を設けるには少々難しい空間でした。
小さなお子様にも楽しく、見せる物と収納する物を分けて居心地の良いリビングにしたいと思います。

3つの窓は一見デメリットに見えますが、ここを上手く利用して楽しく飾ることができるコーナーに。
そして用途に合わせてしっかり収納ができるように。
木目やハンドルをカップボードと合わせて、同じくナチュラルテイストに仕上げていきます。


お声掛けいただいてから半年お待ちいただいてようやく設置の日です。
設置面にコンセントが無いので、外壁面から分岐配線して電源を増やしていきます。


下台がぴったり設置出来ました。
30代の頃はお客様に「ピッタリ王子」と命名していただいてましたが、50代の今は何でしょうか・・・。


窓の間の見せる棚も設置していきます。
背面のグリーンはT様と一緒に選んだカラーです。
木目は幹の色、グリーンは葉の色なので当然相性が良いですね。


左側に格子も付きました。
ダイニングと少し空間を分けたいとのことで、スリット越しに見える家具は特別感があります。


完成しました。
マイナスイオンを感じてしまう程、癒されるナチュラルテイストの壁面収納です。
段階を経て、カップボードや洗面室と同じように居心地の良いリビングに統一されました。


カップボードや洗面室にはないファブリックのような素材を使って、温もりと落ち着きを演出しています。
木のハンドルとの相性が抜群です。
扉を全部白、全部グレーにしてしまうより、お互いの良さを引立てあって垢抜けた印象です。
何より遊び心があって楽しい空間になりました^^


窓の横に壁をよじ登るカエルが・・・。
実は木目のマグネットなんです。
お子様が描いた絵や大事なメモなど、自由に貼っていただけるとっておきのコーナーです。


下にはお掃除ロボットを入れて、上の棚にはパソコンやタブレットを充電できるように電源を設けています。
カウンター上に配線が見えないだけでスッキリします。


中央の窓の飾り棚とマグネットコーナーに照明を入れたので、ちょっとしたデスクとしてもご利用いただけそうです。

色々な過ごし方を想像しながら形にしましたが、想像できなかった最大の効果がありました!

それは掴まり立ちに最適な格子でした。
施工が終わった最後に満面の笑みで「いないいないばぁ」を披露してくれました。
お子様のご成長と共にたくさんご愛用していただけると嬉しいです。
T様、この度も大変お世話になり、ありがとうございました。

LDKの一角に、ベンチソファの隠れ家スペース

2025-11-12

段々と紅葉を楽しめる季節が短くなってきているので、木々が見せてくれる精一杯を味わいたいと思うこの頃です。
ユリノキの黄金色が太陽を浴びてキラキラ~本当に綺麗でした。

さて、昨年4月の設計段階から打合せにご一緒させていただきましたY様のご新築プロジェクト。
内部造作家具が完成しましたので、数回に分けてご紹介させていただきます。
まずは、以前ご紹介のダイニングスペースから。


キッチンと横並びに位置するダイニングの突き当りに、居心地の良いプライベートスペースを設置していきます。


何もない壁に書棚を設置しました。
照明のスイッチ配線もあらかじめ家具に組込める位置に設置していただきました。
ご新築の設計段階でお打合せが出来ると、壊したり移設したりする手間が省けるメリットがあります。


書棚の下にL字の台。この下がルンバの基地になる予定です。
そしてこのL型のベースも大事な要素になっていきます。


壁として塞ぎました。
仕上げのタイルを美しく仕上げるために、シビアにレベル調整しています。


両サイドにシンメトリーの壁が出来ました。
その間にベンチとなる引出し収納を設けていきます。


そして、小窓側の壁に沿って長いカウンター収納が繋がります。
いよいよ形になってきました。


仕上げにタイルを貼っていきます。
見えにくいところですが、大事な部分です。


美しい特等席ができました。


完成しました。
イメージ通り、より洗練された印象になりました^^
これから本や椅子など、たくさんの彩りが入ってますます素敵な空間になるはずです。


座面の生地は最初の決めた柄でした。
ここから波及して、書棚手前の袖クッションにステッチを入れて、下の扉もグレーベースのファブリック柄にして・・・と決まっていきました。


引出しはたっぷり奥行きがあります。
ブランケットなど入れておくと、もうここから動きたくないとっておきの場所になりそうです。

 
デスクカウンターには小引出し、その横はプリンターやファイル収納など機能面も計画通りです。


クッションの生地もY様と一緒にショールームでワイワイ楽しくセレクトしました。
本当に楽しい時間の積み重ねがこうして形になるのは感無量です。


キッチンからの景色です。
シンメトリーが整然としていて心地良いです。
両サイドの隠れた書棚がとっておきのおこもりスペース。
キッチン、ダイニング、デスクワーク、読書、ちょっと休憩・・・全てがここで叶ってしまいそうです。
家事や仕事や育児にがんばっている私も含め全ての方が憧れる夢の空間になりました。

他のスペースもこれからご紹介させていただきます。

框(かまち)扉って?

2025-9-23

夏を夢中で過ごしていたら、あっという間に秋が待ち構えていました。

暑さの耐性がついたからでしょうか?
30℃を下回ると急に秋を感じるようになりました。
虫の音が心地よいこの頃です。

さて、先日お客様に、「あの感じって何て言うんでしょうね?」とお尋ねされたので、ご紹介したいと思います。
枠がまわされたような扉を「框(かまち)扉」といいます。
フラットな扉に比べて、クラシカルにもエレガントにも、カントリーにもデザインの幅がグンと広がり趣きがあります。
一言で框扉といっても表情が様々なので、ご紹介します。

◆ストレート框
 
樹種によって雰囲気が違いますが、クラシックになり過ぎず採用しやすいデザインです。
シンプルモダンはもちろん、ヴィンテージモダンな空間にも、他とは違う空間づくりが実現します。

◆クラシック框
 
左右同じ形状の框扉ですが、カラーや金物のセレクトでこんなにも雰囲気が変わります。
とことんエレガントを追求したり、アメリカンな空間にも。使用する周辺素材で変幻自在です。

◆細框
 
さりげなく溝を入れた重たすぎない細框。
フラット扉とはちょっと違う、シンプルモダンやエレガントな空間に良いスパイスとなります。

◆変わった形の框扉
 
ぷっくり蒲鉾型の見切りをまわしてカジュアルに、めずらしい形の框扉で格調高い雰囲気にも。

◆ガラスやミラーの框扉
 
ガラスやミラーを入れるとお部屋がグッと広く見えたり、奥行きを感じられます。
エレガントな雰囲気でありながら、抜きができることで想像以上の相乗効果が生まれます。

化粧板の技術が上がり圧倒的にフラットな扉が多いこの頃ですが、これだけ表情を加えることが出来る框扉。
どこにもない唯一無二の空間づくりの幅が広がるのでおすすめです^^

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