デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

細長い部屋の壁面収納

2025-12-21

少し前になりますが、Y様洋室の壁面収納をご紹介させていただきます。
次女さんのお部屋は長手が4.2m、短辺が2.3m弱の細長い間取り。
そこに出入口が2カ所、腰窓も2ヵ所と限られた壁面に、ベッドとクローゼットを設けます。


施工当日。箱体ではとても搬入ができないのでパネル状にしたものをお部屋の中で組み立てます。
身動きがとれないギリギリのサイズです。


なんとか立てることができました。


天井いっぱいのクローゼットは掛けるスペースと上部にストックスペースを設けています。
エアコン下は腰高の引出し収納。かなりの収納量になりそうです。


収納以外の壁はわずかですが腰壁を施工します。
殺風景なクロスの壁がお部屋らしくなってきました。


こちらの一角にベッドを配置します。
本当に無駄なく必要なものだけ、でもとても充実したレイアウトです。
調湿効果のあるエコカラットをアクセントに。


収納が完成しました。
畳む、掛ける、見せる、ストックする、目的に合わせた大容量収納です。


ストックする収納は、扉が上に上がります。
下の引戸と扉幅を合わせてスッキリ。
頻度が少ないけど大事にとっておきたい物の居場所に便利です。


掛ける収納は引戸で全開します。
3枚が連動する扉にもできましたが出来る限り奥行きを抑えたかったので、奥と手前の2列で行き来する方法にしました。
下にはレールもなくスッキリしています。


長手に収納が隙間なく繋がることで、面積以上にお部屋が広く感じられるようになりました。
細長いお部屋は一見狭く感じますが、正方形のお部屋よりも収納を設けやすくレイアウトもし易いです。

清潔感があって飽きることがない爽やかな色使い。長く過ごしていただきたいと思います^^

框(かまち)扉って?

2025-9-23

夏を夢中で過ごしていたら、あっという間に秋が待ち構えていました。

暑さの耐性がついたからでしょうか?
30℃を下回ると急に秋を感じるようになりました。
虫の音が心地よいこの頃です。

さて、先日お客様に、「あの感じって何て言うんでしょうね?」とお尋ねされたので、ご紹介したいと思います。
枠がまわされたような扉を「框(かまち)扉」といいます。
フラットな扉に比べて、クラシカルにもエレガントにも、カントリーにもデザインの幅がグンと広がり趣きがあります。
一言で框扉といっても表情が様々なので、ご紹介します。

◆ストレート框
 
樹種によって雰囲気が違いますが、クラシックになり過ぎず採用しやすいデザインです。
シンプルモダンはもちろん、ヴィンテージモダンな空間にも、他とは違う空間づくりが実現します。

◆クラシック框
 
左右同じ形状の框扉ですが、カラーや金物のセレクトでこんなにも雰囲気が変わります。
とことんエレガントを追求したり、アメリカンな空間にも。使用する周辺素材で変幻自在です。

◆細框
 
さりげなく溝を入れた重たすぎない細框。
フラット扉とはちょっと違う、シンプルモダンやエレガントな空間に良いスパイスとなります。

◆変わった形の框扉
 
ぷっくり蒲鉾型の見切りをまわしてカジュアルに、めずらしい形の框扉で格調高い雰囲気にも。

◆ガラスやミラーの框扉
 
ガラスやミラーを入れるとお部屋がグッと広く見えたり、奥行きを感じられます。
エレガントな雰囲気でありながら、抜きができることで想像以上の相乗効果が生まれます。

化粧板の技術が上がり圧倒的にフラットな扉が多いこの頃ですが、これだけ表情を加えることが出来る框扉。
どこにもない唯一無二の空間づくりの幅が広がるのでおすすめです^^

シックモダンな大人の空間 ~クローゼット~

2025-4-10

引き続き、Y様のクローゼットをご紹介させていただきます。
こちらは昨年末に施工途中の様子をご紹介しておりました壁面になります。


左側は鞄置きも兼ねて日常オープンにしておいて、
右側はクローゼットとして日常隠しておく予定です。

まずは左側。
正面壁のデザインクロスが欠品中で納期に3カ月かかりましたが、待っていただいた甲斐がありました。
調和と主張、艶感などバランスが調度良いデザインです。

  
引戸の場合、姿見のミラーを扉裏に付けることができないので、こんなアイテムを使用しました。
引出して回転させると、どの立ち位置でも全身を見渡せます。


人工大理石のカウンターは奥行き70cm。
大きなスーツケースを広げてもゆっくり見渡せるサイズです。
こちらのハンガーには、長物のコートやジャケット等を掛けていただくイメージです。
サイドに鞄掛けのフックも。ちょっとあると便利です。


奥行きが深いので、収納量もたっぷり。
箱ごとごっそり入れても、リネン類のストック場所としても良いかもしれません。


そして右側。
こちらは4段引出しの畳む衣類収納と、右下はスラックスハンガーになっています。


スラックスハンガーの上は、ベルトや時計など上から見て一目瞭然に引出しです。
ウォールナットの仕切り板が少し違った特別感があります。


日常は左側をオープン。


衣類の出し入れは右側をオープン。

2枚の引違い扉は2枚分の厚みが必要ですが、1枚だとスッキリ。
何より半分はお部屋として取り込んだ方が、抜きができて垢抜けて見えます。
このサイズでも製作が可能なRaikiのガラス扉を採用しました。
下地補強や搬入など、家具以外でも職人の方々のお力のおかげで空間が完成しました。

棚下の間接照明は見やすい利便性はもちろん、インテリアとしての華やかさがあります。
ハンガーパイプはブロンズ色の角材を使用しています。
よりシックでモダンな印象になりました。


昨年の施工前と、3回に分けてご紹介させていただきました書斎・寝室・クローゼット。
もちろん仕上りのイメージして設計デザインをして、その通りの形になりました。
でも何度経験しても、施工中から完成したとき、心が躍るような感動があります。
造り手(夫)と出来る範囲は限られますが、この感動を大事に二人三脚で励んでいきたいです。

Y様、T様、長期間快くお待ちいただいてありがとうございました。
家具共々、末永くお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。

新築マンションの設計変更

2025-3-8

卒業の季節。昨日は子供の成長と温かい先生方からたくさんの感動をもらえた日でした。
大人になって忘れていたものを思い出しつつ、励んでいきたいと思います。
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さて、新築マンションのお話しです。
間取りが自分たちのライフスタイルに合わなかったり、もう少しここがこうだったら・・・
ということはあるかと思います。
マンションが建築される前(設計変更〆切前)に、レイアウトや仕様の変更ができれば壊したりしなくて済むので良いですね。

それでも割高と言われる設計変更ですが、建築前にしておいた方が良い部分と、後からの方がより良いものが出来る部分があります。
一昨年にお声掛けいただいたY様。
余裕をもってご相談いただけたので、マンション側にお願いする部分とこちらで製作する部分をご提案させていただきました。

左が基本の間取り、右が設計変更していただく間取りです。
オレンジの部分はこちらで製作する造作家具になります。
収納面積はあるものの、L字のクローゼットがY様の住まい方に合わない部分でした。


上記に行きつくまでに、色々とご提案をさせていただきました。
日用品と衣類の収納量がどのくらい必要か、イメージしていただけるように敢えて違うプランをご検討いただきました。

その他、家具の詳細を何度かお打合せを重ねた家具たちも、来週ようやくお届け予定です。
またご紹介させていただきます^^

ただいま施工中です。

2025-1-28

飼い主が体調不良の間、宣伝部長のポッカが16歳になりました。

一時は危篤状態になりましたが今ではこの通り、元気に過ごしてます。
「あったかくなったら工場に出勤するよ。遊びにきてね!」(ポ)
体調が良いときは連れていきたいと思います^^

さて、昨年から製作しておりましたM様の家具たちを着々と施工中です。

こちらはドレッサーを兼ねた洗面化粧台。

 
こちらはベッドの造作です。
ヘッドボードはエレベーターに入らず。分割したくなかったので12階まで階段で荷上げしました。

 
その他の家具もこれから見違えるように彩られていきます。
今週は最後の仕上げです。
美しく仕上がるように精魂込めて頑張ります。

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