デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

大容量のスライド書棚

2017-3-2

気付けばもう3月ですね。
先々週黄色い粒だったミモザが線香花火のように開花して、大好きな色がより身近に感じるこの頃です。
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更新がなかなかタイムリーにできずにすみません。
先週、T様の書棚を納品させて頂きました。
今まで納品させて頂いた中で3番目に遠い門司まで、2日間かけて施工させて頂きました。
関東にお住まいのT様でしたが、3年前に終の棲家として福岡のマンションを購入されて、ようやくこの春からお引越しされるということでした。

収納されたい書物の量やサイズ、ディスプレイされたいものなどかなり具体的にスケッチでお伝え頂いたので、現地にお伺いする前にほぼ図面も出来上がっておりました。その後は、関東のメーカーショールームでお好みの色柄をご指定頂いて、図のような貼り分けでGOサインを頂きました。
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設置場所は梁と凹凸のある2面の壁。ダーク系のクロスです。
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配線をしながら本体を設置していきます。
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ほんの数ミリ、床と壁天井のレベルの違いが出るものなので、正面の仕上げは後から隙間なく貼っていきます。
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梁の形状にピッタリ合せた吊戸棚の内部。
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ようやく出来上がりました。
奥は書棚が4ブース、手前の3ブースが左右にスライドします。
一番右端はお仏壇が入る予定です。
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重たい書物が入っても大丈夫なように、キャスターとレールが上下に仕込まれています。
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書棚の手前には、ディスプレイ収納です。
全面ガラス貼りの中、中央だけガラス棚でライトアップされています。
T様のコレクションフィギュアがたくさん入る予定です^^
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照明の頻度が少ないということで、スイッチとコンセントはさりげなく床に近い場所へ。
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書棚と対面側に、デスクも設置させて頂きました。
全体が黒い木目の中にワインレッドの挿し色が利いていて、T様らしい雰囲気です。
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初めは遠方とのやりとりで、お打合せはもちろん搬入もスムーズにできるか不安な面もありましたが、(他称)段取りのT様のおかげで問題なく納めることができました。
T様、年末からいろいろとお気遣い頂いてありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いします!

クールなカップボード

2017-2-11

引き続き、O様のカップボードのご紹介です。
クローゼットに比べてご関心が低く、サブ的な存在でしたカップボード^^;
扉はキッチン扉と同じ品番で、天板は黒いレザー調でというご希望だけ頂いてプランニングさせて頂きました。
カップボード 実施

製作前の色合わせと採寸のため現地を拝見させて頂きました。
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こちらはキッチンの扉。
素材と同じく、引き手も同じ形状にもできました。
が、黒い天板をご希望されていたので合せて黒いライン引き手で引き締めることで製作させて頂きました。

そしていよいよお取付け。
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電気配線から行っていきます。

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炊飯ジャーのコンセントに。

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巾木の丸みに合せて側板を切りかく緻密な納まりです。

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完成しました。黒が利いたクールなカップボードになりました。

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吊戸棚の扉は片手で軽く上がり、下げるときはちょっと押すだけで勝手に閉まるソフトクローズ機能がついています。

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天板に合せて、吊戸棚も黒いレザー調の素材です。

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黒いアルミのライン引き手。
シルバーのライン引き手は比較的「食器棚感」が出やすいですが、マットな黒のライン引き手は家具らしく独特の雰囲気があります。

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キッチンと同じ扉のはずですが、引き手と天板を変えるとずいぶん雰囲気の違うものになりました。

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最近はほとんどがオープンキッチンなので、リビングから一望される(されてしまう)カップボード。
キッチンよりもむしろカップボードのほうがLDKのインテリアとしては大事な要素かもしれません。

結果的に結構な存在感のあるカップボードとなりましたが、クローゼットと同じくらいご愛用して頂けると嬉しいです^^
オシャレで多忙なお二人のエネルギー源空間になるといいなぁと思います。

O様、大変お世話になりました。新生活、たくさん楽しんでくださいね。

ダイニングのデスクカウンター

2017-1-30

ブログの更新を怠っている間に、今月が終わろうとしてます(汗)
先週、H様のリビングダイニングにテレビボードとデスクカウンターを造作させて頂きました。

初めてお問合せを頂いたのは昨年の8月。
ご新築の設計図をお持ち頂いていろいろとお話しをお伺いしました。
本来は家具の設計だけ専念すれば良いのですが、1階全体の間取りや動線など将来を踏まえてご提案をさせて頂きました。
家具も家も住み手を想像して設計することは同じことなので。

そしてようやく造作家具のプラニング。
ふたりのお子様が近い将来小学生になってからのお勉強机を兼ねたカウンターと、テレビボードのご提案です。
何度かご提案させて頂いて、図のような形で製作することになりました。
実施図面
限られたスペースでできる限りお部屋が広く見えるように、テレビボードは宙に浮かせて設置する方法に。
ふたりのお子様それぞれのランドセルが入る収納スペースと、お勉強ができるスペースを合せて、デスクカウンターの幅が決まりました。
そして、当初からご希望されていた黒板シートを視線の高さに。
これはデスクを照らす照明と、ブックスタンドも兼ねた形でご提案をさせて頂きました。

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そしていよいよ取付当日。
取付け面はグレーの壁紙が貼られていて、事前にお伺いしたときにこの壁紙に合せて家具の色を決めて頂きました。

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照明とコンセントのための電気配線。
ブックスタンド用の下地も入れていきます。

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せっかくのブックスタンドを正面からビス留めする固定はしたくないので、下地の木に引っ掛ける方法で固定します。

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テレビボード内にもコンセントが納まり、形になっていきます。

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半日少しかかってようやく完成しました。
黒板シートとブラックガラス、扉引手の黒が程よく空間を引き締めて、H様らしいリビングになったような気がします^^

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H様の念願の黒板シート。マグネットも付いて黒板のマットな質感が良かったです。インターネットで入手しましたが何かと使えそうです。Hさん、ありがとうございます^^

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デスクの収納は、文房具などの浅い引き出しと開き扉に。
開き扉はランドセルを横にして入る幅、ランドセルとその上にA4サイズの書類が立てて入る高さの計算です。

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キッチンにいながら、お子様のお勉強姿がバッチリ見えて楽しい会話が聞こえてきそうです♪
ダイニングテーブルは散らからず、椅子も兼用できて、すぐお勉強に取り掛かることができるので、ダイニングスペースのデスクカウンターはとてもお勧めです。
将来、お子様が使わなくなったとしても、パソコンスペースや家事デスクとしてご家族皆さんに長く使って頂けるとうれしいです。

数年後、おふたりのお子様がデスクをフル活用して頂いている様子を見に足を運べたらと思います。
Hさま、大変お世話になりました。これからもお付合いをよろしくお願いします!

クローゼットのあり方 Ver.3

2017-1-16

昨年の5月にお問合せを頂きましたO様。
ご新築マンションの内装に合せてクローゼットとカップボードをイメージ通りの雰囲気にされたいということで、ご要望を頂きました。

お会いするまでの数ヶ月はメールでのやりとりでした。
既に選ばれている壁紙の品番と、イメージされているクローゼットのお写真をお送り頂いたので、こちらもある程度イメージすることが出来ました。
クローゼット3D
お会いする前に作成して、O様にお送りしましたイメージパースです。

そして数ヶ月後、お会いしてからたくさんお話しを聞かせて頂きました。
クローゼットのイメージは、あの大人気映画「SEX AND THE CITY」の夢のようなクローゼットだそうです。
急にハードルが上がりました^^;
当初の内容とは変わりませんが、気持ちを更に上げて製作したいと思います。
O様、着々と出来てきておりますのでお届けをどうぞ楽しみにお待ちください。

そんな中?昨日、広報部長のポッカが8歳になりました。
白髪が増えてきて人間でいうと50歳前後。
立派なオジサンですが、歳を重ねるごとに甘えん坊です^^
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人と食べ物が大好きなボクのこともヨロシクお願いします!

オーセンティックな空間になりました。

2016-12-9

先月ご紹介させて頂きましたF様の寝室がようやく完成しました。
施工途中はこちら

母屋とは外観が全く異なる半地下の離れのような寝室です。
ゆっくり工期を頂いて、一つ一つF様にご納得頂ける納まりで進めていきました。
床、天井、壁を仕上げた後に、最後の家具を取り付けていきます。
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室内では写真に納まりきれませんが、搬入できる大きさで製作した家具を連結していきます。

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取り付け面の傾斜壁に合せて家具の背板も斜めに製作しています。
電気屋さん、挟まれそうです。

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本体がなんとか納まりました。

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素材と形状にこだわったリブを貼っていきます。
ゲート状に貼ることで、天然石と天然木をつなぐ程よいアクセントにする目的です。

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そして完成しました。3分艶のウレタン塗装で仕上げています。
施工途中でのイメージスケッチでは全て書棚でしたが、施工中に大きなテレビを置きたいとご要望を頂き、急遽テレビ台を兼ねました。
55インチのテレビがバランス良く納まるよう、また間接照明も組込みました。

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折り返し部分もリブを巻き込んでいます。
正面だけリブを貼るよりも、ずいぶん印象が違ってきます。
(面倒な要望は私の担当)
リブの山に合せて棚板の厚みと間隔を決めています。
(緻密な造りは職人高瀬担当)です^^;

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傾斜の壁が功を奏しました。
まっすぐの壁より光が斜めに落ちていくので、反射がきつくなく柔らかいんです。
光の調節ができる調光器をつけていますが、最大に強くしてもまぶしくなく、寝室には最適な光になりました。製作は大変でしたが結果オーライ、勉強になりました。

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壁と天井の傾斜、高い天井、厚いタイルの全面貼りなど職人さんには大変な条件ばかりでしたが、それは全てF様が望まれた「オーセンティックな空間」につながる要素だったように思えます。
螺旋階段から始まり、今までに無いものを製作する機会を与えてくださったF様に改めて感謝しております。
そして、協力してくれた職人さんたちにこの場を借りて・・・
「また、良いものづくりのご協力、よろしくお願いします!」

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