デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

暑中お見舞い申し上げます。

2020-8-13


皆さま、お元気ですか?暑中お見舞い申し上げます。

ボクは最近、庭に出れば草ばかり食べるからと言って玄関の中にお引越しさせられました。
どうりでボクのこと見なかったでしょ?
でもね、お外にいくと何だか暑いからすぐ帰って来ちゃうんだ。
ボクがこのお家に来た時こんなに暑かったかなぁ。

それとね、最近会う人みんなお口が隠れてるの。
暑いのに何でだろう。
ボクは目を見たらお話しできるけど、みんなもそうなのかなぁ。
よく分からないけど、一つだけ感じるのはみんな何かと戦いながら頑張ってるってこと。

こんなとき、ボクが得意な秘訣があるんだ。
教えてあげるね。
それは・・・

たくさん笑うこと!
そしたらね、ボクの飼い主さんも笑ってくれるんだ。
それとね、歌を歌うこともできるんだよ。すごいでしょ!
(それはイビキじゃないかね、ポッカ君^^;)

まぁいいや、とにかくボクの役目はまわりの人を元気にすること。
そういうお友達がたくさん増えたらいいなぁ。
ボク、もう11歳だけどまだまだ頑張るからね!

クラシカルな洗面台

2020-7-26

N様の2階に洗面台を製作させて頂きました。
普段はご主人様と息子さんが使用されていて、洗面の用途だけではなく掃除機などの収納と、ミニキッチンの要素も加えたいというご要望でした。

壁を囲うようにして、洗面台と側面の二面を利用して計画させて頂きました。


当初はデザイン的なご希望を頂かなかったので、シンプルに清潔感のあるイメージでご提案をさせて頂きました。
それからグレイッシュでホテルのような趣きのデザインを経て、クラシカルなイメージに行き付きました。
全てN様から頂いたイメージ写真がきっかけです。
一度はプラン7でご了承を頂いたのですが、素敵なブラケット照明を見つけたので少しデザイン修正をさせて頂きました。
ようやく自分なりに腑に落ちた感覚です。
格調高く、クラシカルで上質な空間を目指したいと思います。


既に工務店さんで既存の撤去と内装を仕上げて頂いている状態です。
まずは正面の家具から設置していきます。


もう一方の面は窓を覆う掃除機収納と、冷蔵庫との動線の良いレンジやケトルなどの家電収納を設置していきます。


少しずつ形になってきました。
掃除機収納は地板がないのでそのままスムーズに収納して頂けます。


ボウルと一体型の人工大理石天板が乗りました。
ウォールナットの扉とお互いの良さを引き出してくれる大胆な模様です。


そして、クラシカルで堂々とした洗面台が完成しました^^


趣きを出すために、框の形状に気を遣いました。
大きな扉を陣笠の形状にすることで、更にクラシカルな要素とやわらかさが増したように思います。
古美色のハンドルも随分悩みましたが、シンプルなデザインにすることでより扉の良さが活きた気がします。


家電収納の背面にあたる洗面台の側面。
また家電収納の側面が洗面台の扉と同面になります。
そこに大理石の天板が美しく納まるよう何㎜出すかなど、造り手と二人で細かいやりとりをしています。


洗面以外の用途になる収納と家電スペース。


左は掃除機などの日常の収納スペース、右は家電と食器や酒類などホテルのミニキッチンにあるような便利スペースです。
上段はレンジ、下段はケトルやコーヒーメーカーのイメージです。
一番下の引出は、焼酎ボトルが入る高さ設定です。
ちょうど右側に冷蔵庫があるので、ゼロ動線で物の出し入れをして頂けるかと思います。


ゴミ箱や使用済みのタイルなどに、ピッタリサイズのバスケット。
ハンドル付きなので、そのまま1階に楽に持ち運んで頂けます。


天板とボウルに継ぎ目のない滑らかな手触りの人工大理石です。
立ち上がりは水回りにも使用できで主張し過ぎないエコカラットを貼っています。


そしてこんな便利アイテムも。
洗面左の側面に拡大鏡。普段はフラットにしておいて、必要なときに手前におこすと拡大鏡としてご利用頂けます。
使わないときも何となくオシャレでホテルのような雰囲気です。

発注直前に出会ったブラケット照明も全体の印象を変える大事な要素になりました。
いろいろなアイテムが組み合わさって、一つの空間が出来上がりました。
既製品だと一台の洗面台かもしれませんが、ここにはN様のために集結したたくさんのアイテムたちが仲良く同居しています。
ご家族の皆様にたくさん可愛がって頂けると嬉しいです。

連日、現場の皆さんマスクをしながら大変な作業ですが、引き続きよろしくお願いします!

プライベートルーム ~寝室・クローゼット・書斎の空間づくり~

2020-7-5

現在、昨年の秋からお打合せを重ねてきましたN様宅のリノベーション工事中です。
きっかけはN様が長年お付き合いのあるリフォーム店さんから、設計デザインのお話しを頂いたことでした。
当初は和室を増築して奥様の寝室と充実したクローゼットにというご要望でした。(今となっては懐かしく感じます^^)
どのくらい増築するのかはレイアウト次第ということで、まずは増築面積によって考えられる方向性をご提案させて頂きました。


左は増築面積を広く、右はコンパクトに。上はクローゼットを集約させ、下はクローゼットを各所に設けたプランです。
まずは広く増築する方向で具体化させて頂くことになりました。

その後、動線や収納量、N様のライフスタイルなどたくさんお伺いして、このようなレイアウトになりました。
元あった和室の中央に空間を仕切るクローゼットを設けた大胆なプランです。

デザインはN様がストックされていた海外のインテリア写真を基に、N様仕様にアレンジさせて頂きました。
クラシックでエレガントな女性らしい雰囲気もありつつ、設え過ぎずモダンでシンプルな清々しいイメージです。

一時はこの内容で着工の予定でしたが・・・床材やその他のお部屋の関係もあり、急遽増築をしない方向で再検討ということになりました。
今の和室の面積で、寝室・書斎・クローゼットの用途を備えつつ、収納量やデザイン性を極力変えずにどこまでできるでしょうか。
一度ご要望を全て満たしたご提案後に縮小するのは、少なからず我慢が必要になってきます。
でも住宅メーカーのCMではありませんが、「考えよう、答はある」です。


答えは、ありました! 収納量を確保するために壁面は全てクローゼットとデスクを配し、ベッドを中央に設けたレイアウトです。
Aの窓は元々あった掃出し窓の幅で、床から出窓の面積をせり出すことで脚を入れて座ることができるスペースに有効利用ができます。
増築プランも好きでしたが、こちらの方が必要なものが全て集約され、家具に囲まれた素敵な空間になりそうです。ワクワクしてきました^^


収納も前プランと同じくらい充実しています。それぞれが大事な役割のある収納です。
ベッドが中心?と思われるかもしれませんがヘッドボードを素敵に設えることで、生活感を解消してむしろ素敵に映える空間になるかと思います。

コロナの影響などで着工までの期間が長かったので、いよいよ待ちに待った着工となりました。
以前は窓も締め切られた閉塞感のある和室でしたが・・・

リビングからの写真です。床、壁、天井全て解体して以前の面影が全くなくなりました。

混構造のため、解体してみないと分からない天井裏です。
H鋼が入っているのでダウンライトの配灯やエアコンの位置など、解体後に対応して頂くことがたくさんあります。

少し空間が出来上がってきました。
出窓のイメージも湧いてきます。

着工して10日程でここまで空間が出来上がりました。
大工さんの手際の良さと、現場管理のYさんの采配に頭が下がります。本当にありがとうございます。

以前の和室からリビングへのアングルです。

窓が変われば・・・とこれまたサッシメーカーのCMですが、本当にそうですね。
完成した家具に囲まれて窓辺でゆったりとした時間を過ごして頂くご様子を想像するだけで本当に楽しみです。

空間が出来上がってからの採寸、そして製作となるのでこれからまたしばらくお待ち頂くことになります。
お住まいながらの工事で、N様もそして現場で作業される職人さん方も大変なご苦労かと思います。
現場がスムーズにいくよう、そして素敵な空間が出来ますように、私たちも良い仕事をしたいと思いますので、
N様、現場の皆様、引き続きよろしくお願い致します!

星空のクロス

2020-6-25

少し前になりますが、築33年になります自宅のクロスを貼替ました。
10年前に中古で購入してから前オーナーさんも一度も貼替えていなかったので、二部屋だけですが新築ぶりの貼替えということになります。


「久しぶりに見たね~、この感じ(笑)」とクロス職人の北嶋さん。
そうです。通常はこんな風にはなりません。裏紙も剥がれてパテも入らない状態です。


それでも綺麗に貼って頂きました。
こんなに下地が悪いと分かっていてデザイン重視の薄いクロスを選ぶ私たち。
普通のクロス屋さんでしたら(なんでこんなクロス選ぶん!?)となりますが、「ごめんね~。これが限界やん」と北嶋さん。
いやいやこちらこそすいません!いつも本当にありがとうございます。


小さい監督さんの部屋も予想を裏切らず同じ状況でした。


監督さんが真っ先に選んで譲らなかった☆柄のトリム。(アクセントになる帯状のクロスです)
最初はこれを全面に貼りたいとかビックリ発言をしていましたが、このパステルカラーのトリムに合うクロスを2人で選びました。


一面だけ爽やかなストライプ柄で、その他は全面落ち着いたブルーのクロスです。
「なかなかいいやん、誰が選んだと?」と北嶋さんに言われて上機嫌の監督さん。
無口な娘が貼替中ちょくちょく見に行っては話しかけてもらっていました。


天井も綺麗に貼ってもらいました。普通のクロスに見えますが、夜消灯すると光るクロスです。
「消灯式、呼んでよ。心配せんでもおいちゃんつまみはちゃんと持ってくるけん!」
「よ~っと見とって!たまに流れ星が出るよ。」
本当に常に笑いが絶えません。

私も実際に蓄光クロスを見るのは初めてでしたが・・・

消灯するとゆっくりポツポツと星が浮かび上がってきて、まるでラピュタに出てくる洞窟の中の飛行石のようでした。
草原で仰向けになって夜空を眺めているようです。
流れ星は見えませんでしたが、オーロラが見えました。

翌日、嬉しくて北嶋さんに消灯式の報告したかったのですが既読にならず、御礼を伝えることもできませんでした。
未だに信じられませんが、私たちの自宅が最後の現場となってしまいました。
独立して8年余り、年に数回しかも少しの面積しか依頼が出来ませんでしたが、快く引き受けて頂いてどこの現場に行ってもお客さんからも動物からも好かれるお人柄でした。
心のこもったお仕事と周囲を明るくしてくれたニャンちゅうのような笑顔に心から感謝の気持ちを送ります。


北嶋さん、今まで本当にありがとうございました。
北嶋さんの笑顔を忘れずに現場仕事も頑張りますからね。
心より心よりご冥福をお祈りいたします。

大型スクリーンを組込んだテレビボード

2020-6-8

先月施工させて頂きましたMさまのテレビボードをご紹介させて頂きます。
初めてお伺いした時のMさまのご要望は、「とにかくカッコ良くしたい!」でした。
広いリビングに幅2mのテレビボードと75インチの大きなテレビを設置されていて、設置面にテレビの電源が無いこともお悩みの一つでした。

テレビの電源は、壁の裏側の洋室から増設することにして、工事の具合で3プランご提案させて頂きました。

上から下にいくにつれて、電気配線や下地補強など段々と大掛りになっていきます。
下はシンプルですが、補強のために壁を開口するので、壁全面のクロス工事が必要になります。
お話しをしていくうちに、もう少し変化が欲しいとのことで、周辺の造作も含めてご提案をさせて頂きました。


リビングを入ってすぐ左に家具が突出するので、高さを抑えたPLAN2で製作予定でしたが、直前にホームシアターのご相談を頂きました。
スクリーンを天井の中に埋め込むには大掛りで電源も必要です。
スクリーンを使用していない日常も美しく見せるために、家具の中に組込むことになりました。
120インチの投写面がテレビボードの上でピッタリ納める為に、図のようなバランスで製作させて頂きました。


施工当日。壁の裏側のお部屋からテレビの電源を増設して、壁掛けテレビの下地補強と配線ルートも万全です。
ちょっといびつな形状のテレビボードですがこれから組み立てていきます。


テレビボードの両サイドにゲート状になる柱を設置しています。


天井すれすれで上部を乗せました。スクリーンが組み込まれる部分が空いています。


ゲート状の素材は単色の白ではなく、和紙のような素材感のあるメラミンを使用しています。
間口4.2m、天井高さの巨大なゲートの圧迫感を解消するための色使いですが、マットで上質な素材感を使用することで高級感が増しました。


スクリーンを組込む部分は、設置がしやすいようフラップ扉に。
もちろん閉めるとそこが扉とは全く分からない仕掛けです。


タイルと間接照明も施して、完成しました。
大きなゲートもテレビボードをダークな色で引き締めることで、心配していた圧迫感が解消されました。
程良いインパクトの中に、爽やかで上品な印象を受けます。


リビングに入ってすぐの視線。
突出している黒いテレビボードに目がいくので、天井までのゲートの圧迫感は感じません。


そしてスクリーンを降ろしてみました。
120インチの巨大なスクリーン。テレビボードの上でストップすると調度、投写面がきれいに見えました。
この投写面から逆算してゲートの高さを設定しています。
スクリーンがなければゲートの高さをもう少し下げたバランスにしていましたが、結果ダイナミックな空間になったような気がします。

設置後、Mさまからお写真を送って頂きました。

福山雅治がまさかこんなサイズで!!
スクリーンに突進したくなりそうです(笑)
プロジェクターもMさまとお話ししながら機種を決めて頂いたので内心心配でしたが、この映像を見て安心しました。
「ライブや映画館に行かなくても充分ですねー」とお話ししたら、
「それとこれとは別です」だそうです^^;恐れ入りました。

Mさま、この度はご相談頂き本当にありがとうございました。とっても楽しい時間でした^^
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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