デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」デザインコンパスブログ「ポッカポカ日和」

造作家具の施工 ~O様の例~カップボード編

2025-6-16

続きまして、カップボード施工の様子をご紹介させていただきます。

既に壁を開口してますが、リビングと同様に配線を通していきます。


本体を設置しました。
冷蔵庫スペースは奥まっているので、前面を合わせてかなり深い収納です。
人によってはお雛様を入れる方もいて、和室がない間取りで押入並みの奥行きが取れる唯一の場所になることも。
頻度が浅くて場所をとる物の収納に向いています。


棚受け金物はつけずに飾り棚だけを見せたいので、こんな取付け方をしています。


照明がつきました。右側の凹みが気になりますが・・・


コストコのキッチンペーパーを掛けておけるスペースです。
もう1本は布巾用に。


完成しました。
天板から上部はリビングと同じ木目、下の収納はモルタルのような色合いです。
柄が主張する木目で全て統一すると少し疲れる印象ですが、こうして異素材を入れることで垢抜けた印象を受けます。

 
冷蔵庫上は下から上へ開いて、ゆっくり閉まります。


引出し収納の高さも、全て収納アイテムのサイズを伺ったうえで設計しています。
下段にはフライヤーが入る予定です。
内引出しはお弁当箱などの小さなアイテムが向いています。

壁が継ぎはぎのままだけど・・・と思われるかもしれませんが、この後素敵なタイルを貼って完成です。
想い出づくりのためにタイルはご自身で貼られたいとのことで、割付図だけ作成させていただきました。


目地埋めが必要なタイルはかなり大変なのですが、お父様のサポートでとても素敵な仕上がりでした。
お写真をお送りいただきました。

我々もお願いしたいくらい完璧です!


設計時の様子でご案内しておりましたが、同じ家具でもタイルによって全く違う印象を受けます。
タイルの大きさ、色、形、全て絶妙なセレクトです。


リビングからのお写真も送っていただきました。
タイルが貼られていない状態とお部屋の印象が全く違って見えるから不思議です。
カップボードの木目がちょっと澄まして見えるのは気のせいでしょうか?
とっても素敵に仕上がっていて嬉しく思います。

設計段階からとても楽しい時間でした。
何といってもナナちゃんの工場見学から現場のお手伝いと本当に興味を持ってもらえたことが幸せでした。
タイルを貼る前のクロスを剥がす作業も立派にお手伝いできましたよ^^
 
ママこんなに剥がせたよ~!のお顔がたまらなく可愛らしかったです。
修理屋さんの夢はほぼ叶いましたね^^
大きくなられて記憶のどこかに想い出が残っていたら嬉しく思います。

打合せから、楽しい時間を本当にありがとうございました!
何もないところから形になるまで、4回に渡ってご紹介させていただきました。
ご家族皆さまで参加して楽しんでいただけたことが何より嬉しかったです。
家具共々、これからも末永くお付き合いをよろしくお願い致します。

造作家具の施工 ~O様の例~リビング編

2025-6-15

すっかり間が空いてしまっているうちに梅雨の蒸し暑さ、心身整えていきたいと思います。

O様の家具施工の様子をご紹介させていただきます。
まずはリビングから。

マンションのリビングは梁やダクトスペースの下がり壁が付き物です。
O様のリビングも窓側と正面と段違いで下がり壁が目立っていました。


間接照明の配線や、フロートタイプのテレビボード下地補強の為に、部分的に壁を開口しています。


下がり壁を利用して、今回は間接照明を先に取り付けました。


左の下がり壁にピッタリ合わせて凹凸をなくしていきます。


クロスを貼る前ですが、綺麗に納まりました。


一面だけアクセントクロスを貼り、家具を取付けます。
フロートタイプのテレビボードも下地補強と吊り金具を利用してしっかり固定しています。


完成しました。
間接照明の壁を下げたことで、横長感が増してスッキリお部屋が広く見えます。
リビングの天井灯もダウンライトに変えて、より洗練された印象です。


デスクの上には飾り棚兼デスクを照らす間接照明を仕込んでいます。


こちら、実は間接照明の奥(壁側)にペーパーハンガーが仕込まれているんです。
忘れてはいけない書類やお子様が描いた絵・・・何でもスッと挟んで引っ張れば抜けます。
飾り棚、デスクライト、掲示板。
シンプルながら一石三鳥の棚板です。


木目が美しいテレビボードと、


ファブリック素材のデスク引出し。
相性の良いお互いが引き立て合っているようです。


テレビボードは手を掛けるとゆっくり開きます。
手を掛けるだけであとは待っててね~と言うと菜那ちゃん正座して待っててくれました^^
とても大事に使ってくれそうです。

 
配線ルートや天板のコンセントと配線孔など。
テレビ以外も配線が見えずに美しく見えるような配慮をさせていただきました。

間口約5mの壁に、バランスの良い家具と間接照明の効果が相まって寸法以上に広く美しい空間になりました。
この間口ですと、置き家具を組み合せてもなかなかこの効果は感じにくかったかもしれません。
アクセントクロスの選定や素材選びも楽しい時間でした。
次はカップボードをご紹介させていただきます。

製作過程の工場見学 ~ O様の例 ~

2025-5-25

先日ご紹介しましたO様のオーダー家具。
製作過程を工場まで見に来ていただきました。
小さなお客様、とっても可愛いナナちゃん、初めての工場見学です^^


「引出しはこうやって閉めるのよ」
本当にそう言ってるようでした。小さなお手てで真剣に丁寧に扱ってくれて感動しました。


この引出しはパパとママで、ナナちゃんは一番右側だそうです^^


ナナちゃんの好奇心が止まりません。
将来は修理屋さんになるそうです^^


初めて機械を使って作品が出来ました。
その時の様子はInstagramでご覧ください。
体いっぱいで喜んでくれる姿がたまらなく可愛いらしくて胸がいっぱいになります。

余談ですが、13年前の我が子を思い出して感無量でした。
デザインコンパス創業2年目の頃、小さな監督さんが懐かしいです。


肝心の家具をお父様、お母様にもしっかりご覧いただきました。
こちらはデスクの引出し。布のような素材が木目と相性抜群です。


こちらはテレビボード。工場で見ると余計大きく見えます。

何度もお打合せを重ねた家具が図面通り形になっていく過程はとてもワクワクして楽しいものです。
工場で見ていただいた家具が実際におうちに仲間入りするので、小さなお子様も大事にしていただける気がします。

本日着工した現場にいよいよ来週、家具たちが入ります。
現場の様子はまたご紹介させていただきます。

カップボードの設計デザイン ~ O様の例 ~

2025-5-14

新緑がまぶしい季節ですね。
工場近くのグリーンパークも瑞々しい緑が生い茂っていて何だか元気になります。

さて、今月末に設置を予定していますO様の家具たち。
設計段階~製作~お届け までのプロセスをご紹介させていただきます。

カップボード設計時ですが、まず最初に大まかなお好みのスタイルをお伺いします。
カウンタータイプでオシャレに見せたい~、全面扉で隠したい~などです。
→O様はカウンタータイプをご希望でした。

そして置かれる家電やゴミ箱等のアイテムを伺います。
→その上で、考えられるプランを比較できるようにご提案させていただきます。

何もない中でご自分に合ったかたちを見付けるのは難しい事ですが、こうして絵で見ると優先順位が見えてきます。


お話しの中で、絞られた2案です。
上部を木目に、目線の高さで収納を変えずに扉でスッキリ見せたい・・・など色々なことが見えてきました。
その後、壁のデザインをポイントにされたいということで、左のプランで色や素材を選んでいきます。
ご希望のプランに近づくまで、お好みを知る自己分析のようです。
このプロセスが大事ですし、一番楽しい時間です。

扉やカウンターの色と素材が決まり、最後に壁の素材選びです。
クロスではなくグリーン系のタイルをご希望で、イメージを比較してみました。
同じ家具でもタイルが違うと印象が全く違って見えてきますね。
中央下の特徴的なタイルになりました。
想い出づくりにO様ご自身でタイルを貼られたいとのことで、しっかり割付図を書いてサポートしたいと思います。


色柄や見た目のデザインと同時に、収納や使い勝手など実用的な部分もしっかり詰めていきます。
例えば引出しの高さも入れたい物があと少しで入らない・・・というショックがないように予めお伺いしています。
規格がないオーダーだからこそ、細部までこだわって楽しんでいただきたいです。

リビング壁面のテレビボードと装飾を含めて、しっかりお打合せさせていただいた後に職人高瀬にバトンタッチです。
次は製作時の様子もご紹介させていただきます。

シックモダンな大人の空間 ~クローゼット~

2025-4-10

引き続き、Y様のクローゼットをご紹介させていただきます。
こちらは昨年末に施工途中の様子をご紹介しておりました壁面になります。


左側は鞄置きも兼ねて日常オープンにしておいて、
右側はクローゼットとして日常隠しておく予定です。

まずは左側。
正面壁のデザインクロスが欠品中で納期に3カ月かかりましたが、待っていただいた甲斐がありました。
調和と主張、艶感などバランスが調度良いデザインです。

  
引戸の場合、姿見のミラーを扉裏に付けることができないので、こんなアイテムを使用しました。
引出して回転させると、どの立ち位置でも全身を見渡せます。


人工大理石のカウンターは奥行き70cm。
大きなスーツケースを広げてもゆっくり見渡せるサイズです。
こちらのハンガーには、長物のコートやジャケット等を掛けていただくイメージです。
サイドに鞄掛けのフックも。ちょっとあると便利です。


奥行きが深いので、収納量もたっぷり。
箱ごとごっそり入れても、リネン類のストック場所としても良いかもしれません。


そして右側。
こちらは4段引出しの畳む衣類収納と、右下はスラックスハンガーになっています。


スラックスハンガーの上は、ベルトや時計など上から見て一目瞭然に引出しです。
ウォールナットの仕切り板が少し違った特別感があります。


日常は左側をオープン。


衣類の出し入れは右側をオープン。

2枚の引違い扉は2枚分の厚みが必要ですが、1枚だとスッキリ。
何より半分はお部屋として取り込んだ方が、抜きができて垢抜けて見えます。
このサイズでも製作が可能なRaikiのガラス扉を採用しました。
下地補強や搬入など、家具以外でも職人の方々のお力のおかげで空間が完成しました。

棚下の間接照明は見やすい利便性はもちろん、インテリアとしての華やかさがあります。
ハンガーパイプはブロンズ色の角材を使用しています。
よりシックでモダンな印象になりました。


昨年の施工前と、3回に分けてご紹介させていただきました書斎・寝室・クローゼット。
もちろん仕上りのイメージして設計デザインをして、その通りの形になりました。
でも何度経験しても、施工中から完成したとき、心が躍るような感動があります。
造り手(夫)と出来る範囲は限られますが、この感動を大事に二人三脚で励んでいきたいです。

Y様、T様、長期間快くお待ちいただいてありがとうございました。
家具共々、末永くお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。

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